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Ate Ayame

出身・在学高校:
佐賀県立唐津西高等学校
出身・在学校:
立命館アジア太平洋大学
出身・在学学部学科:
開発学
在籍企業・組織:

私が答えらることであれば相談に乗ります!あと、佐賀の実家で時々子どもたちや国際学生、大学生いろんな人を集めてお泊り会をしてます。川で泳いだり山に登ったり、かまどでご飯を炊いたり、畑をしたり、田舎や自然が好きな方は気軽に来てください。佐賀で下宿したい人も募集中!


最終更新日:2017年05月17日 初回執筆日:2017年05月17日

「心の豊かさ」とは何か?を探る留学

留学テーマ・分野:
現地生活、インタビュー、アンケート調査、写真、動画
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フィジーハビタット、フリーバード語学学校、ミンダナオ子ども図書館
  • フィリピン・フィジー諸島
  • スバ、ラウトカ、ミンダナオ、ダバオ
留学期間:
5か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 900,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私は「心の豊かさ」とは何であるか、その豊かさを育むものは何であるのかをこれまでの間考え続けてきた。幸福発展国と呼ばれるフィジーを訪問し、アンケート調査や、現地の家族の一員として島で暮らした経験により、幸せのための4つの要素を発見することができた。また、「心の豊かさ」を考えるきっかけとなったフィリピン孤児施設での6か月の活動をした場所に再度訪れ、現地の人々や子どもたちとの生活そして活動(映像や写真撮影、インタビュー)により、「心の豊かさ」とは何かという明確な答えを出すことができた。それは「人のつながり」、「分け合うこと」、「感謝する こと」 、「自然とともに生きること」の4つである。私はこれからこの私が持つ感性や思いをいかし、「心の豊かさ」を育むことができる場所を日本でつくることによって多くの 人が自分らしく笑顔で生きることのできるお手伝いをしていきたいと考えている。また、自分の考えを人々に発信するため、写真絵本を作成した。

留学の動機

大学3年次にフィリピンの孤児施設で6か月間子どもたちや現地の生活に触れたことで私の中の 人生における価値観や、発展、幸福に関する考え方が大きく変わり、経済的な豊かさでは なく「心の豊かさ」に関心をもつようになった。それから「心の豊かさ」を自分だけの気付きにするのではなく、言葉として、形として、少しでも多くの人に伝えられるようになるた めに、さらなる留学を決めました。

成果

フィリピンでの現地の生活の中で見つけた「幸せの瞬間」を映像や写真で残し、「心の豊かさ」をテーマにした写真絵本を作成した。この絵本では、子供たちとの時間や、現地の生活で現地の人から学んだ「心の豊かさ」と「身近にある幸せ」を多くの人に伝えるための成果物として作成した。心の豊かさ、生きる力、幸福感といった、一見単純ではあるが、難しい疑問を私なりの考えや体験を写真と言葉によって伝えた。

ついた力

適応、自分らしくある、コミュニケーション力

固定観念をなくして、現地の日本とは全く違った生活を楽しんだり、違う考えを持った人たちとのつながりを大事に日々を楽しむことで、自分の中に「こころの豊かさ」という新しい価値観が生まれた。人のつながりや、当たり前に感謝することの大切さ、自然とともに生きる姿など生きる力を目の当たりにした。そしてその新しい感性を自分の魅力、人間力として吸収することができる。

今後の展望

私が見てきた「心の豊かさ」や、独自の感性を伝えられるのは、本留学によって体験で、得られた発見であり、私自身がこれから日本の人々のためにも、心の中から幸せになる場所をつくりたい。民泊や、ゲストハウス、フィールドスタディなどを通して、心の豊かさを伝えていく活動をしていきたい。生きる力、人のつながり、心の豊かさを育む機会が減っている現状を変え、人々が心から豊かになっていけるような手助けがしたい。

留学スケジュール

2016年
9月~
2016年
12月

フィジー諸島(バトゥレレ島)

フィジーでのコミュニティーや家族の絆の強さや、幸せの考え方について知るため島の家族の一員として暮らした。私が滞在した村は19の家族で成立し、学校のグラウンドほどの小さな村で、全世帯が家族のように生活していた。私は本村で生活し、彼らの幸せの原点を探すことでフィジー人の幸せの考え方に気づいた。魚のと釣り方、マンゴーの木の登り方、ココナッツの実の皮の剥き方、ナイフの使い方など、自然と共生する知恵があること、村の人々は人を思いやる気持ち、困ってる人がいたら助けること、周りの人を大事にすること、信頼すること、感謝することを、村という1つの大きな家族とのくらしの中で学び、身に付けていたことを知った。村の集会も頻繁にあり、問題に対してはアドバイスを送りあう、強い絆があることを知った。フィジー人にとって、共有すること、信頼すること、助けることは必然であり、大変温かい人間関係とコミュニティが形成されていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

項目:知り合いの村にホームステイをしたのでメインはインターネット代

- 円

vatulele島の人々
村のみんなが家族
遊び場はそこら中にある!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

項目:知り合いの村にホームステイをしたのでメインはインターネット代

- 円

2017年
1月~
2017年
1月

フィリピン(ミンダナオ子ども図書館)

フィリピンでの現地の生活の中で見つけた「幸せの瞬間」を映像や写真で残した。幸せとはどういうものか?どんな時に感じるかなどのインタビューした。「こころの豊かさ」をテーマにした写真絵本作成した。この絵本では、子供たちとの時間や、現地の生活でフィリピン人の方々から学んだ「心の豊かさ」と「身近にある幸せ」を多くの人に伝えたる成果物として作成した。子どもたちや現地での生活によって見えた、心の豊かさ、生きる力、幸福感といった、一見単純ではあるが、突き詰めると難しいが、私なりの考えや体験を写真と言葉によって伝えた。 

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

作成した写真絵本
訪問の際に描いてプレゼントした絵
70人弱の子どもたちがともに暮らしている
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

フィジーの人々の温かさ、幸せの理由がわかった。
19の家族で構成されたみんなが1つの大きな家族のような小さな村。拡大家族が多いフィジー。一日に一回家族で円になって話し合いや村中で集まりがある。問題があればみんなに話してお互いにアドバイスをしあう。何か足りなかったらすぐに近所から分けてもらうし、誰かが家の前を通りかかると大きな声で食べていきなさいと声をかける。共有することが当たり前、信頼することがあたり前、助けることが当たり前という文化。なんでも経験して学ぶように、人から信頼をしてもらうにはにはまず人を信頼すること。人から愛されるためにはまず自分をそして周りの人を愛すること。共有の精神だったり助け合いの精神だったり、自然にそんなことを周りの大人たちによって小さなころから学ぶことができる環境がある。心を豊かにするもの、、、「人のつながり、感謝の気持ち、共有の精神、自然との共存」。現地の人々の温かさや、明るさ、笑顔、幸せの根本はフィジーもフィリピンどちらも共通するものがある。そしてそれらは決して難しいことではなく、日常にあるものであった。

村のみんなは兄弟
子どもたちはどこの家にも出入り自由
発電機が壊れた日はランプをともして晩御飯

選択して下さい

心の豊かさを考えるきっかけになった場所である以前ボランティアスタッフをしていた孤児施設に2年ぶりに訪れ大好きな子どもたちや、スタッフと再会をしたこと。みんな待ってたよ、会いたかったよ私のお姉さんという言葉を聞いて心がとてもあったかくなった。
ただただ子どもが好きという理由で訪れたが、現地での6か月の生活や、彼らの生き方は私の価値観や、生き方をがらりと変えた。3食ご飯が食べられること、学校へ行けること、家族や大切な人と一緒にいられること、挑戦したいことに挑戦できること、そんな当たり前は当たり前でなく、そんな当たり前が私たちの幸せの大きな源であるということ。日々仕事や学校、人間関係など忙しい人生の中で私たちは身近にある幸せや、心を豊かにする存在を忘れがちになっているとわかった。今与えられた時間、人生を一生懸命そして楽しく生きること。そんな大切なことをたくさん教えてくれた子どもたち、現地の人にこれから日本の人々に「心の豊かさ」について伝える活動や、フィリピンの子どもたちと日本の人々をつなげる活動、子どもたちのサポートなどを通して少しづつ感謝の気持ちを返していきたい。

Mindanao Children's Library
はしゃぐ子どもたち
私の兄弟

知り合いに尋ねる

  • 住まい探し : ホームステイ

私はフィジー人の知り合いがいたので家族や親せきの人たちが快くホームステイを受け入れてくれた。生活費を払う代わりに、食材をたまに調達したり、日本食をつくってあげたりした。現地の村で現地の人々と暮らすことによってリアルな生活、文化、人々の生活など新しい価値観が多く見えてくる。うわべだけではない人間関係が築ける。

毎日お母さんの手作りごはん
島でとれるジャックフルーツ(主食)
ココナッツを取ってみんなで食べる

留学前にやっておけばよかったこと

最初に行くと決めていたインターンシップ先に何回も予定をすっぽかされ、仕事もワードを打つ仕事しかなくやる気を失ってしまいそこのNGOとはほとんど活動ができなかったという事実がある。留学前にやっておけばよかったこととして、行く前にそういう問題も想定していくつかNGOと連絡をとったり、自分がそこのNGOで何がやりたいのか、NGO任せにするのではなく考えておくべきだった。

留学を勧める・勧めない理由

どこにいても何が起こるかわからない時代。常に自分の身はしっかり守れるよう自分の行動には責任をもって生活すべき。

これから留学へ行く人へのメッセージ

何が好きなのか、何がやりたいのか、何をやってきたのか、人間としての魅力をつけることができるのが留学だと思います。ちょっと気になるんだったらやってみましょう!失敗しても成功してもあなたは必ず経験から何かを得ていてそれはあなたの人間としての魅力になるはずです。自分らしさ全開で挑戦し続けてください!:)