留学内容
環境問題に関心の低い日本人に危機感を感じ、環境問題と教育に関心の高いフィンランドでの現地視察を留学で行った。現地では主にインターンシップを行い、ユースセンターで子供向けの野生生物保護のイベントの運営に携わらせていただいたり、専門学校の出張授業に連れて行ってもらったりしていた。活動する中でフィンランド人の環境問題に対する考え方や、デポジット制度など行政の取り組みを知ることが出来た。留学を通して、フィンランド人の自然への関わり方や環境教育に対するゴールが日本人と違うということが分かった。特に日本では環境教育のゴールが、「環境問題を解決すること」という意味合いが強いのに対し、フィンランドでは自然環境と人間との関わり方を学ぶというところに重点が置いてあり、新しい発見となった。この視点は私にとって大きな発見であった。自分が進めたい環境教育もフィンランドで行われていることと近い意味合いだったので、今後はさらに自分自身理解を深めて、実際に活動にまで移していきたいと思う。