留学内容
野生動物保護をテーマに、コスタリカに留学に行きました。
何故動物たちが保護される状況に陥るのかを探る為にまずは、本当の現状を知り、そこから原因や改善策を考える事にしました。
現地では、ボランティアスタッフとして保護された動物の世話やリハビリテーションを行うと同時に、何故保護されたのかやどれぐらいの期間いるのかなどを調査しました。その他にも現地のスタッフに動物保護に関してのアンケートを回答してもらうなどの探究活動を行いました。
その結果として、まず動物保護に至る主な原因は人間の活動に関係しているという事でした。例えば、ナマケモノの赤ちゃんが保護される理由の一つに、親が街に張り巡らされている電線をつたっての移動中の感電死により、お腹に抱きついていた赤ちゃんだけが生き残り、保護される。また、保護され回復しても自然に返すことは非常に困難だという現実がありました。特に猿などの集団で生活する社会性がある動物は殆どの場合施設で一生を暮らす事になるケースが多い。
これらの事から、野生動物保護の数を減らすにはこの現状を多くの人に知って貰い、理解を得る事。