留学内容
「フィンランド教育の現状を学ぶ」
世界一と称賛されているフィンランド教育を、自分の目で見て体験してみたいと思い、このテーマにしました。今回の留学では教育のアートの分野に焦点をあて、探究活動を行いました。
具体的には、まず「フィンランドGTP」という、フィンランド教育視察プログラムに参加しました。プログラムの中で、現地の小学校、中学校、高等学校、職業学校を訪問し、生徒がアートの授業をどのような姿勢で受け、どのようなアート活動に取り組んでいるのかを観察しました。また、教室のデザインや家具、空間づくりなどを学び、教育とデザインと関係について考えることができました。
次に、ビエレマにある幼小中高一貫学校に通いました。学校では心理学の授業や、スピーキング中心の英語授業、森でフリスビーゴルフ、フィンランドの給食など日本ではできないような体験をたくさんすることができました。さらに、生徒さんに「パステルアート」というアートを通じて日本文化を伝えるワークを行いました。デザインを考案し、必要な道具を揃え、英語で説明をするのはかなり大変でした。でも留学中に見つけたフィンランド教育のよさをたくさん取り入れた授業づくりを行うことができたと思います。