留学大図鑑 留学大図鑑

吉田恋菜

出身・在学高校:
静岡県立浜松西高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

フィンランドでの留学で悩んでいる方ぜひ連絡ください!静岡のトビタテの学生団体Fuji’s teensの代表を務めています。静岡の方で留学に困っている方はぜひご相談ください!
公式Instagram @fujis.teens
公式LINE @223ixilq


最終更新日:2025年01月23日 初回執筆日:2025年01月23日

フィンランドの学校で幸福度について学ぶ

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・アシスタントティーチャー
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Noykkion Koulu、Helsinki Munkkiniemen ytheiskoulu、Eestinkallion Koulu、Laurinlahden Koulu、Espoonlathi Koulu
  • フィンランド
  • エスポー・ヘルシンキ
留学期間:
1ヶ月
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級>

留学内容

私はトビタテの拠点形成事業であるふじのくにグローバル人材育成事業で留学をしました。私は地元静岡県浜松市の子どもの貧困を救い、子どもたちが笑顔で暮らせる未来をつくりたいと思い、幸福度が高く貧困率が低いフィンランドに留学をしました。
事前活動として、2校の小学校で幸福度のアンケートを実施したり子ども食堂のボランティアをしたりしました。フィンランドでは小学校2校、中学校2校、高校2校にアシスタントティーチャーとして活動をしました。具体的な内容として日本についての授業や先生の手伝いや一緒に授業へ参加をしました。また、全ての学校で日本で行ったのと同様の幸福度についてのアンケートを実施しました。フィンランドの教育の福祉の充実さを知り、挑戦する環境が幸福度を高めるのではないかと考えました。

留学の動機

私の通っていた小学校ではフィリピンや中国、ブラジルなどの様々な国のハーフの子がいて海外に興味がありました。全国のトビタテの応募を見た時に"自分には無理だ"と勝手に諦めてしまいましたが、トビタテの拠点形成事業であるふじのくにグローバル人材育成事業の応募があることを知りました。地元静岡に密着をしたプログラムだからこそやってみたいと思い、留学を決意しました。

成果

今までは「自分では無理かな」と諦めていたことが多かったけれど、留学を通して自分のやりたいことを全力でやることができました。元々語学力にはあまり自信がなかったけれど、優しいホストファミリーや友達に恵まれて楽しく過ごすことができました。アシスタントティーチャーとして活動できたことでフィンランドの質の高い教育を学ぶことができたり、日本との福祉の違いを知ることができたりしました。

ついた力

行動力

私は留学する中でもっと静岡のためになることをしたいと思うようになりました。そこで静岡のトビタテ9期生やふじのくにグローバル人材育成事業の1期生を集めて学生団体Fuji’s teens を設立しました。今までの私なら自信がなくてできなかったけれど、留学を通してたくさんの人と出会って自分の力で静岡のために何かをしたいと強く思うようになり、行動力が高まりました!

今後の展望

学生団体Fuji’s teens の活動を活発化させていきたいです。2025年の3月に静岡市で静岡の茶葉と世界の茶葉のブレンド体験をします。これからも静岡に密着したイベントや留学のイベントを開催していきたいと思っています。また、自分のテーマである子どもの貧困を救い、子どもたちが笑顔で暮らせる未来をつくるために法律を勉強して法の力で子どもたちを助けていきたいです。

留学スケジュール

2024年
8月~
2024年
9月

フィンランド(エスポー・ヘルシンキ)

フィンランドの小学校2校、中学校2校、高校1校にアシスタントティーチャーとして活動をし、日本の授業や先生の手伝いをしたり生徒と一緒に授業を受けたりしました。また、幸福度に関するアンケートを英語のものとフィンランド語のものを用意して全ての学校で行いました。フィンランドには語学学校がなかったので探求活動がメインです。2か所のホームステイ先にお世話になり、ホストシスターやホストブラザーと楽しく過ごすことができました。フィンランドの子どもたちと実際に教育現場で過ごす中で、語学力の凄さとたくさんのことに挑戦する環境が好奇心に繋がり幸福度が向上するのではないか、と考えました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

264,000 円

生活費:月額

- 円

フィンランドのコテージ
高校の日本語の授業に参加
ホストシスターの誕生日会
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

264,000 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

4つ目に行った小学校の初日にGoogleで場所を検索してバスで行きました。着いたと思ったら、まさかの廃墟……。どんなに小学校の名前を入れて再検索しても廃墟にたどり着いてしまい、ひとりぼっちでとっても焦りました。小学校の校長先生に連絡したところ、最近までその廃墟の場所に学校があり移転したと言っていました。無事学校には辿り着けました!

廃墟だった元学校

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

ホームステイ先のお家で80人規模のホームパーティーがあり、準備からファミリーのお手伝いをしました。私とホストシスターとホストブラザーにそれぞれ仕事が振り分けられて、私はニンジン100本の皮剥きと棒状に切る仕事が任されました。明らかにホストブラザーに比べて大変な仕事だったにも関わらず、ニンジン100本切り終えた私にホストブラザーの仕事だった庭のリンゴ拾いを押し付けられてガチの喧嘩をしました。パーティーは楽しかったです笑

ニンジン100本切った写真
エバンジェリスト活動で寿司消しゴムをプレゼント
パーティーではアイスクリームマシーンもあった!

日本のことが、とても好きになった瞬間

エバンジェリスト活動としてホストファミリーや友達にたくさんの日本食を作りました。お弁当を作ったり、ちらし寿司を作ったりしました。ホストシスターに日本のお餅を食べたいと言われて、日本から持ってきていたお米でお団子を作りました。今まで自分で日本食を作ったことがなかったからこそ日本食の美味しさやありがたさを知ることができました!フィンランドでは野菜ばっかり食べていたので、時々作る日本食が本当に美味しかったし嬉しかったです!

一緒にお米からお団子を作った
ホストシスターと友達に作ったお弁当
ちらし寿司を初めて一緒に作った

伝えたいという思いがあればいける!

  • 語学力 : その他の言語

フィンランドは母国語が英語の国ではありません。中学校や高校では英語が話せるけれど、小学校では英語がなかなか通じないと現地の先生から言われて不安でした。初めは分からないことも多かったけれど、フィンランド語を教えてもらったり一緒に遊んだりする中で大体わかるようになりました。伝わって欲しいという思いがあれば、一緒に過ごしていく中で心が通じ合うことができると知りました。

小学校でした日本の授業
道徳の時間に一緒に参加した

エージェントが全然見つからない!

  • 帰国後の進路 : その他(インターンシップなど)

フィンランドなどの北欧を取り扱っているエージェントが中々なくて、10社ぐらい電話をしたけれど全て断られてしまいました。今までお世話になった方や英語に詳しい方に電話をして、昔通っていた英語教室の先生にエージェントになってもらいました。そして無事留学することができました!どんなに大手のエージェントに断られても諦めずに知り合いに電話をすることが大切です!!

やっとみつかったホストファミリー!

留学前にやっておけばよかったこと

料理ができるようになっておくこと!アシスタントティーチャーとして活動した小学校がお昼持参だったため、自分で毎日お弁当を作りました。今までずっと母にお弁当を作ってもらっていたので、毎日作るのが大変でした。だからこそ、留学前に基本的な料理を練習しておくと急にお弁当を作ることになっても安心です!

留学を勧める・勧めない理由

留学は絶対にするべきだと思います!私は留学するまでずっと遊んでばかりいてこのままで本当にいいのか、と不安でした。でも勇気を出して留学をしたことで、たくさんの経験や友達ができて、本当に良い思い出がたくさんできました。今までは自分には無理だと諦めていたことも、全力で取り組めることができました。私みたいに勇気が出なくて留学を迷っている人は絶対に留学するべきです!人生が本当に変わります!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をするのは今までの人生の中で大きな決断だと思うし、いろいろな不安や怖さがあると思います。でも留学先に着けば、辛いことも楽しいことも本当に一瞬で過ぎちゃいます!今まで遊んでばかりで全然ダメダメだった私でも留学を通して変わることができました。留学先で出会えた友達だけではなく、同じ志を持った友達とも出会えるのがトビタテの魅力です。留学先でたとえ1人だったとしても心が繋がっている仲間はたくさんいます!