留学大図鑑 留学大図鑑

木津 愛唯

出身・在学高校:
文化学園大学杉並高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年12月04日 初回執筆日:2025年12月04日

教育・衛生支援の必要性を感じられた留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 一般社団法人ボランティアプラットフォーム・トンレアップ村小学校
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学期間:
2週間
総費用:
400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級>

留学内容

「衛生教育実施と日本の学校・生活様式を伝える」をテーマに2週間シェムリアップに留学へ行きました。
留学前にカンボジアは衛生環境が悪いことを調べていて実際に見て改善点を見つけること、子供たちが今の環境でも健康に過ごすために何をするべきかを伝えたいと思いました。
・村の小学校4日間 ・市内の小学校1日 ・小児病院、戦争博物館、伝統の森などへの訪問
・トイレの衛生状況調査
村の小学校では日本語・英語の授業ボランティアと衛生教育、アンケートを行いました。子供たちは日本語も英語もたくさん手を挙げて授業に対する姿勢がすごくて楽しかったです。
市内の小学校では子どもたちと休み時間に交流しました。短時間でしたがカンボジアの小学生がやっている遊びに交じって体験できたのがいい経験でした。
その他の施設訪問ではカンボジアの歴史的背景、産業、医療現場を見て学びました。

結果
予定していた運動会の実施は昼休みの2時間みんな家に帰ってご飯ということと、事前に先生にお願いしておらず開催は難しかったです。トイレの衛生状況としては基本トイレットペーパーはなく手動の水洗式は市内のみで村ではため水から桶ですくって流すスタイルで異臭の原因だとわかりました。

留学の動機

トビタテを知ったきっかけは1個上の先輩が募集の案内を出していて気になって調べてみたことです。
そしてカンボジアを選んだ理由はコロナ禍でzoomでカンボジアの孤児院の子どもたちと何回か交流したことでこの機会に会ってみようと思ったからです。
他には発展途上国の写真や動画はよく目にするけど実際の現状はどんな感じなのか気になって自分の目で見たいと思ったからです。

成果

今ある環境の中でも楽しく学び、生きていく子どもたちを見て自分がどれだけ恵まれた環境で生活しているのかを実感して、将来子どもたちに適した環境づくりを自分がしたいと思うようになりました。現地に行かないとわからないことばかりで、この留学から将来のやりたいことがさらに明確になりました。

ついた力

適応力

安心・安全な日本で暮らすのとは違う異国の地での生活で、当たり前が当たり前ではない生活を2週間して、心も体もその環境に適応することができたと思います。2週間の後半4日間はおなかを壊し、動くこともままならない状況になったときにここは日本じゃない、常に気を張ることが必要なんだを気づきました。
何かが起きてもいいように常にその状況に適応する訓練になりました。

今後の展望

今回の留学を通してまたカンボジアに行きたいと思いました。医療をテーマに、医療インターンシップと他国からの支援がない病院と支援がある病院を調べて差を知り、自分ができることを探すのと、少しでも患者さんの近くに寄り添いたいと思いました。

留学スケジュール

2025年
8月~
2025年
8月

カンボジア(シェムリアップ)

授業ボランティア日本語と英語を80分×4コマを4日間して、授業間の休み時間は外で遊んたり子どもたちが日本語で話したり名前を書いてくれたりしてくれました。前半2日間は低学年、後半は高学年を担当しました。低学年は特に発言が多く元気でうるさかったけど楽しかったです!最終日にメッセージカードを書いて渡したらハグしてありがとう!と言ってくれました。
滞在場所は市内のゲストハウスで、トイレとシャワーがくっついていて毎日ぬれて、まさかのトイレットペーパーがなく日本から持ってきたのものを使いました。2人部屋で同じ関東圏から来た一個上の先輩で2週間をともにしました。毎日市内を歩いていろんな現地の料理を食べに行きました。
日本じゃできない体験ばかりで毎日たのしかったです!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

アンケートをとっているとき
毎日の朝ごはん
お昼休みで家に帰る子供たち
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

村の小学校で授業中にスコールが降り、教室が真っ暗になってしまいボランティアメンバーのスマホで簡易ランプを作ったことです。教室にはライトがなく、晴れているとやや明るいくらいなのですが曇ったりこの時みたいに雨が降ると真っ暗になって黒板も見えにくい状況でした。それでも子供たちはこれが普通なので平然とノートを書いていました。私はこれにすごくびっくりしてライトを寄付すればよかったと思いました。
そして自分はいつも明るい教室で授業を受けてることを実感して、これからの授業をまじめに受けてありがたみを感じないといけないと思いました。カンボジアで学びの意欲たくさんの小学生を日本に連れてきて思う存分学ばせたいと思いました。

晴れているときの教室(スコールの時のは撮れませんでした)

実際に聞いて学ぶ

  • 語学力 : その他の言語

留学前にカンボジアの言語であるクメール語を本やサイトで発音の練習をしていたのですが、難しく長続きしなかったです。でも実際に現地の日本語が通じるガイドさんや運転手さんに日本語でこれはなんて言うの?と聞いてクメール語を聞いて学んで実際に使ってみるのが一番覚えられると思いました。お店の人や子供たちに使ってみると喜んでくれて笑顔になれてもっと覚えたい!と思えるようになったので言語の壁を大きく感じることはなかったです。

留学前にやっておけばよかったこと

一番はクメール語の勉強だと思います。英語が共通用語だとしても通じないこともあるし、せっかくカンボジアにいるのに現地の言葉を使わないのはもったいなかったなと思ったからです。小学校の子どもたちにもクメール語でもっと話したかったなと後悔しているので、また行くときは会話できるくらい勉強しようと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を進めます!!!留学なんて行きたいなーと思っていたけど実際行けると思わなくて、いざ行ってみたら行かないとわからないことや、感じることがあるし、シェムリアップに行く人はたくさんいてもみんな同じ経験をするわけじゃないから、自分だけの思い出になるからです。日本からインターネットを使って動画や写真を見るだけじゃ何も変わらないことを実感しました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

今留学行くか行かないか迷っている人、気になってるけど経済面や言語面で心配がある人、ぜひトビタテ挑戦しましょう!!応募の書類を書いているだけで自分を見つめなおす機会になります。そして留学が決まった人、準備している人は計画したことが現地でこなせるような準備を万全にすることをおすすめします!自分が現実的な計画をしなかったため計画通りにいかなかったため、、。ぜひ自分にしか作れない留学体験してきてください!