留学内容
カナダでは改めて栄養学を学び、欧米諸国の一つであるカナダの食文化について学びました。また、日本とは異なった栄養学を学ぶことで「栄養学とはこうあるべき」といった栄養学に対する固定観念を崩し、今後国際色が増す日本において必要になると思われる、食に対する柔軟な姿勢を管理栄養士として身につけることを目的としました。ニューヨークでは日本酒の卸売り会社でインターンシップをし、ニューヨークにおける日本食ブームの実態について調査することと、世界各国の食文化が交差・集積するこの地で、欧米の食文化についてその長所短所などについて学び、同時に様々な国の食文化を体験することで管理栄養士として見聞を広めることを目的としました。この2ヶ国での大きな目的は、海外における日本食ブームの実態調査と併せて、「食の欧米化」という言葉によって抱いてしまっていた欧米の食文化に対する批判的な姿勢と偏見を見直すことでした。そこで、現地のスーパーやレストランを積極的に訪れ、日本にはなくて現地で馴染みのある食材などを見つけては意見をまとめてブログなどで記録・発表しました。発展著しいプノンペンでは、日本食材の卸売会社に勤めながら、身近なアジアにおける日本食ブームの実態について学ぶことを目的としました。実際に行ったことは市内にあるインターン先が経営しているAEONのフードコートの1店舗を運営することで、これが調査に大変役立ちました。