留学内容
日本建築においてスクラップアンドビルドの思想が浸透し、都市が均質化していく現状に違和感を覚えた。一方で、過疎化や過密化、少子高齢化といった日本と共通する社会課題を抱えながらも、歴史的建築や都市構造が丁寧に継承され、それぞれの土地に固有の多様な街並みが現在も色濃く残されているイタリアの都市に関心を持った。こうした都市のあり方を学ぶことで、日本の都市や建築をより良い方向へ導く手がかりが得られるのではないかと考えた。
最終更新日:2025年12月18日 初回執筆日:2025年12月18日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| イタリア語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 挨拶など基本的な会話ができるレベル |
日本建築においてスクラップアンドビルドの思想が浸透し、都市が均質化していく現状に違和感を覚えた。一方で、過疎化や過密化、少子高齢化といった日本と共通する社会課題を抱えながらも、歴史的建築や都市構造が丁寧に継承され、それぞれの土地に固有の多様な街並みが現在も色濃く残されているイタリアの都市に関心を持った。こうした都市のあり方を学ぶことで、日本の都市や建築をより良い方向へ導く手がかりが得られるのではないかと考えた。
高専の建築学科で建築を学ぶ中で海外の建築に対して興味を持ちました。
私が受けさせて頂いている、あしなが奨学金のコミュニティの中で留学したいことを打ち明けそれに対して沢山の先輩に背中を押して頂いたことをきっかけにトビタテという制度を知り応募し、
大学受験のない高専3年の夏休みを利用して、自分も何か挑戦し、頑張りたいという思いで留学に挑戦しました。
留学を通して、イタリアの建築を学ぶ中で、日本との考え方の違いや、生活スタイルの違いを知り、日本での当たり前に対する違和感を見つけることができました。ストライキで電車が運行休止になったり、日本の様に思い通りに動けず予定していた活動が出来なかったこともあり、焦りもありました。しかし帰国して1番記憶に残っているのは、建物や人々の生活などの街の姿で、経験した全てに価値があったんだと気づきました。
精神力
正直初めての海外で空港で家族と別れたときめちゃめちゃ不安でした。
現地では楽しいことばかりじゃなくて、詐欺にあったり、人種差別されたり、しんどいこともたくさんありました。ネガティブなこともたくさん考えましたが、何度か経験するうちに、この経験もここでしかできないことの一つで、「この人達に自分は学ばせてもらったんだ」「成長させてもらったんだ」と考えられるようになりました。
まずは、学生の設計課題に、イタリアでの学びを繁栄させていきたい。
地域のまちづくりに参加していきたい。
エバンジェリスト活動として、自分が先輩方に支えていただいたので、後輩に受け継いでいきたい。
2025年
9月~
2025年
9月
フィレンツェにある、建築を学べる学校に3週間通いました。学校では、探究内容にしていたアルベルゴディフューゾについて先生と通訳さんとのワンツーマンで沢山教えて貰いました。家は学校と契約しているお家で他の学生とシェアハウスしました。平日の放課後にはフィレンツェの街を歩き美術館など建築をたくさん見ました。
休日には1人でローマやピサなどに行きました。日本建築と比較しながら沢山の建築について触れることができ有意義な時間を過ごすことができました。
|
学費:納入総額 - 円 |
|
住居費:月額 - 円 |
|
生活費:月額 - 円 |
|
学費:納入総額 - 円 |
|
住居費:月額 - 円 |
|
生活費:月額 - 円 |
現地の方に自宅についてどう思っているのかインタビューした際に、15世紀に建てられてから先人たちが修復しながら守ってきたこの建物が好きで誇りを持っている。そして自分も息子や孫に受け継いでいきたい。」と嬉しそうに話してくれた姿がすごく印象にのこっている。新築を好む日本人とは真逆の考え方で、歴史を繋ぐ1人になることを重くとらえて誇りに思っていることが素敵だと思った。
治安に関してたくさん調べていましたが、私は初日に悪質な詐欺に会いパニックになって助けを止めることができずお金を払うことになりました。
その日から、お財布は二つに分けて現金は最低限しか持ち歩かない様にしました。基本的にスマホで支払するようにして、スマホは首からさげてスリ対策していました!
いざという時のために現地の警察への通報番号や、相談できる人にすぐに電話できる様にしておくことをお勧めします!
イタリアへの留学ガイドを見る