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最終更新日:2026年10月26日 初回執筆日:2026年10月26日

コペンハーゲンの自転車街作りを学ぶ

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Cycling Without Age
  • デンマーク
  • コペンハーゲン
留学期間:
2週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 41円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> → 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級>

留学内容

日本の地方都市で目指されるコンパクトシティの目的の一つに、車に依存しない移動の実現があります。そのためには、自転車環境を整備することが必要だと考えました。そこで、世界トップクラスの自転車都市で、コンパクトシティのような街作りを行っているコペンハーゲンで、自転車文化を学びました。留学中はCycling Without Ageというボランティア活動に参加し、自転車が社会福祉に貢献していることを学びました。また、実際に自転車で街を走ったり、自転車インフラを観察したりしました。日本で自転車利用を推進するために何が必要かをテーマに、利便性や普及の理由を考察しました。車依存が進む日本の地方都市では、市民の自転車への理解を深めながら自転車環境の整備を進めることが必要だと考えました。

留学の動機

人口減少が続く中で、地方都市で行われているコンパクトシティ政策について興味を持っていました。コンパクトシティ政策が行われている都市でも依然車社会である状態を見て、自分が何かできないかと考えました。そこで、留学で海外の街作りについて学ぼうと思いました。

成果

コペンハーゲンの自転車環境は素晴らしく、街もコンパクトなため、車が無くても不便がありませんでした。自転車移動の需要と積極的な整備がこの環境を作り出していると考えました。日本では自転車への関心を増やし、自転車の利便性向上に対する市民の理解を深めることが大切だと分かりました。また、公共交通と自転車の連携を強化が、コンパクトシティの実現に欠かせないと思いました。

ついた力

適応力

海外に行くことも飛行機に乗ることも初めての経験でした。渡航直前に体調が悪くなりましたが、それ以降大きなトラブルはなく、無事帰ることができました。異なる環境に上手く適応し、自然と生活に慣れる力が付いたと思います。ホストファミリーをはじめ、関わる人達が優しく安心できたことも一因なので、異国でもコミュニケーション取ることが適応の近道です。

今後の展望

Cycling Without Ageの活動を日本でも行いたいです。しかし、日本の法律では幼児以外を自転車に乗せることは禁止されていて、実現は遠そうです。留学で学んだ事を活かすため、自転車利用を促進する取り組みや、地元の街作りイベントへの参加を行おうと思います。情報技術に興味があり、プログラミングを学んでいるので、将来はスマートシティに関わる仕事をしたいです。

留学スケジュール

2026年
8月~
2026年
8月

デンマーク(コペンハーゲン)

自転車都市コペンハーゲンで、コンパクトシティと自転車利用の関係を探究しました。自転車用の道路や信号が整備されていたり、前に大きなかごが付いたカーゴバイクで子供を6人乗せた人がいたりと、自転車環境は日本と全く違うものでした。中心市街地では環状の地下鉄やバス路線が充実した本数で運行されていて、そこから郊外へ放射状に延びる鉄道網の周りに市街地が形成され、車に依存せず移動できるコンパクトシティだと感じました。留学中の移動はほとんど自転車で行い、遠い場所には電車で行けたので、こんなに住みやすい街なのかと感動しました。自転車と公共交通の連携については、鉄道に自転車を持ち込めたり、駐輪場が駅付近に整備されていたりと、留学前から知っていた取り組みが目立ちました。留学して分かったことは、自転車を運ぶために駅にエレベーターが整備されていることや、改札がない(スマホで切符を買い、車掌さんに見せる方式)ので持ち込みやすいことです。また、日本の郊外店舗などと異なり店舗に駐車場がなく、入口が歩道に面しているため、自転車を降りてすぐ店に入れることも気づきました。このようなことは行ってみないと分かりにくいので、留学する際は調べたこと以外の事を観察する力が重要だと思いました。
 自転車の普及にはインフラ整備だけでなく、自転車への関心も必要だと考えたので、Cycling Without Ageというボランティア活動に参加し、コペンハーゲン市民にとっての自転車がどのようなものであるか調べました。この活動は、専用の自転車に高齢者を乗せて街を走る活動です。当初は実際に運転する予定だったのですが、操縦が難しく、活動を日本に紹介する動画の作成をすることになりました。自分の自転車で活動に帯同し動画をとったり、インタビューしたりする中で、自転車に対する気持ちが変わってきました。風を感じ、自分の足で移動することで、ちょっとした移動が楽しくなったと感じます。Cycling Without Ageでは、自転車が年代を問わない交流を作り出します。自転車の持つ可能性を日本で多くの人に知ってもらうことが、自転車の普及に必要だと分かりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

郊外に行っても必ず自転車道がありました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

コペンハーゲンは住みやすい都市だと聞いていましたが、想像以上に快適な生活ができました。夏でも気温が20度ほどで過ごしやすく、移動については自転車があれば問題ありません。大規模な公園が中心部にあり、ランニングやサッカーをしている人が多く、市民全員が生き生きとしていました。環境問題に積極的に取り組んでいて、ゴミから発電する施設や、洋上風力発電が整備されていて、計画された街作りが至る所で見受けられました。一方、デンマークの冬は日照時間が短く、鬱になりやすいそうです。私は夏しか体験していないので、見たことだけで勝手なイメージを作らず、これからもコペンハーゲンについて調べようと思います。

ライ麦パンが名物で、美味しかったのでお土産に買いました。

後回しにせず早めに行動

  • 住まい探し : ホームステイ

留学しようと思った時期が遅く、留学計画を考えているだけであっという間に時間が過ぎていきました。どの国に行くかや、受け入れ機関先をどこにするかよく考えているうちに、応募の締め切りが近づき、焦る毎日を送っていました。特に、ホームステイ先を見つけるのが遅れ、どこに滞在するのか決まらないまま計画を立てるのは難しかったです。エージェントを見つけて依頼をしてからも、実際にホームステイ先が決まるでには2か月くらい要しました。結果的にホームステイ先が街の中心部にあったので、問題なく計画を実行できましたが、郊外の場所を提案されたり、後回しにしたりしていれば留学できなかったかもしれません。不測の事態にも対応できるように、計画を立てる際には早めの行動をとって、分からない事は相談を迷わずすることが何より大切です。

留学前にやっておけばよかったこと

留学後の活動について、一つでも具体的な行動を考えておけば探究活動の助けになったのではないかと思います。

留学を勧める・勧めない理由

最初は「高校生の内に大きな経験をしておきたい」と軽く留学を考えた所から始まりました。実際貴重な経験ができたので、少しでも興味があれば留学するのは良いと思います。しかし、やるからには本気で取り組み、目的や意義を明確にして、後悔のないように準備することが大切です。留学に興味を持ったら、留学を実現するできる未来が開くので、せっかくのチャンスを無駄にしないよう諦めずに頑張ってほしいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の内容は人それぞれで、事例を聞く度に毎回「この人はすごいな」と感じます。同じように、他の留学生も私の留学に関心を持ってくれました。留学は多様な経験によって形成されていく絵のようなものです。あなたの留学はあなたにしかできないものなので、自分のやりたいことを思う存分やって、留学を彩ってほしいです。