留学大図鑑 留学大図鑑

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出身・在学高校:
富山高等専門学校
出身・在学校:
富山高等専門学校
出身・在学学部学科:
エコデザイン工学専攻科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年01月24日 初回執筆日:2018年01月24日

放射線計測の側面から核融合炉実現へ

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NFRI (National Fusion Research Institute), ソウル大学 NUPLEX
  • 韓国
留学期間:
1ヵ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

 核融合する際に発生する中性子を測定することは、核融合反応がどのような空間分布を持って起こっているかを知る上で重要です。今回、私たちが研究している中性子検出器をNFRIが所有するトカマク型実験炉KSTARに次期キャンペーンで導入するということで、そのための現地の環境調査と打ち合わせ、必要となる治具等の設計を行うために一か月間のインターンシップに行ってきました。
 

留学の動機

 来期キャンペーンでの検出器の導入が決まり、今回行ってきたことをする必要があったから。また、自身の視野を広げるために、一度留学してみたいと以前から考えていたから。

成果

 環境調査や検出器の性能評価実験、治具や架台の設計など来期キャンペーンに向けた必要事項が行えました。また海外の研究者の話を聞いたり、研究に対する姿勢を見る機会があったため、自身の視野を広げる機会にもなりました。

ついた力

飛び込み力

 韓国での生活、特に食事の際にはたがいに母国語ではない英語でコミュニケーションをとる必要があり、すべてが新しい場所に飛び込んでいく経験でした。最終週には自信を持って入りたい店に入っていけるようになっていました。

今後の展望

 大学院進学するための勉強をするとともに、次期キャンペーンに向けた準備を行っていきます。

留学スケジュール

2017年
8月~
2017年
9月

韓国(ソウル・大田)

 1、4週目はNFRI、2、3週目はソウル大学でお世話になりました。
 本インターンシップでは、検出器を設置するための架台及び冶具の設計や、検出器の性能評価実験、今後の実験に向けた提案資料の作成などをメインに行いました。それぞれ、おおよそ満足のいく結果が得られたと思います。
 この留学で、他国の(自身の学校以外の)研究者の研究への取り組み方を見て、自身が今後何をしたいのか、今後の世界を見据えたうえでどういった職に就きたいのか等々考えることが多くなりました。このような意識の変化が留学成果の一つではないかと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ソウル北部の街並み
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

韓国

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

 今回の留学に際してCheon先生や、JoさんをはじめとしたNUPLEXの学生方に大変お世話になりました。核融合の分野において右も左もわかっていない私が要求された仕事をすることができたのはこれらの方々のお世話があったからです。改めて感謝いたします。

お世話になったNUPLEXの学生の方々

SIMの価格を調べておく

  • 生活 : 携帯

渡航前にはローミングすればよいと思っていたのですが、海外用SIMを買ってSIMフリースマホに入れた方が安いと現地の人に言われました。(というか、空港等にSIMカードを販売しているところがあるとは知りませんでした)そのあたりを事前に調べておき、自分の納得できる選択をしてほしいと思います。(最終的にローミングのみで済ませました)

これから留学へ行く人へのメッセージ

 「現地で自分が何か力になれるだろうか」と考える人が多いかと思いますが、普段からそこそこ真面目に学校の授業や課外活動に取り組んでいれば何らかの力はついているはずです。あまり気負わずに頑張ってきてほしいと思います。