留学内容
私は「台湾の親子関係及びそれを取り巻く環境・制度の調査」ということで留学に行ってきました。
台湾は学校制度などは日本とよく似ているのですが、女性の社会進出が進んでいたり、大学進学率が約9割であったりと、細かいところで子どもを取り巻く環境が日本とは異なります。また、政治的背景もあり、台湾の戦後の福祉面はNPOやソーシャルワーカーが役割を大きく果たしていたため、何か知見が得られるのではないかと思い調査を行いました。
具体的にやったこととしては、学校ボランティアを週1でやって、現地の大学生や親子・教員・ソーシャルワーカー・家庭支援系NPOにインタビューをしました。交換留学先の大学では週2で中国語の授業、加えて青少年心理学と比較教育学の授業も取りました。
結果としてスクールカウンセラーの浸透やソーシャルワーカーが所属するNPOと学校の連携が密であるために虐待発見に大きくソーシャルワーカーが貢献していることを知ることが出来ました。