留学内容
留学の一番の目的は中国語力の向上、二つ目の目的は自分のルーツがある大好きな台湾と日本の友好関係のために自分が今、そして将来できることを見つけるためです。
淡江大学でのプログラムは、期間中全て寮生活が用意されていながら外への外出も自由に許可されていたので、現地の人のみならず、私以外の中国語を学びに来ている世界各国、日本各地の人々と知りうことができると思い、大きな魅力を感じました。
最終更新日:2018年03月07日 初回執筆日:2018年03月07日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
中国語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<HSK5級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
留学の一番の目的は中国語力の向上、二つ目の目的は自分のルーツがある大好きな台湾と日本の友好関係のために自分が今、そして将来できることを見つけるためです。
淡江大学でのプログラムは、期間中全て寮生活が用意されていながら外への外出も自由に許可されていたので、現地の人のみならず、私以外の中国語を学びに来ている世界各国、日本各地の人々と知りうことができると思い、大きな魅力を感じました。
中国語は読めて書けるのに、声調が悪すぎて全然話すことができなかった自分のコンプレックスを克服するため、また大学付属の高校に通っているため大学受験勉強の必要性があまりなかったことと、怪我で部活を辞めたことで、普通の高校生よりも自由で長い夏休みがあったので、それを留学に活用する以外ないと強く思ったからです。
台湾の人の温かさ、離れて初めて分かる家族の大切さ、自分でもびっくりするぐらい中国語がスラスラ出てくるようになったことなど、ここには書ききれません。
また、語学の勉強をして現地のことを吸収しようと思うなら、それに見合うようなその国の歴史理解と日本に対する知識も必要不可欠だと感じました。
間違えることを恐れない力
中国語は英語と違い、同じ発音でも声調(イントネーション)が違うと100%違う意味になるので、頭の中で完璧な作文ができても実際に喋ると全く通じないということが多々あります。その解決のためには自分から積極的に人に話しかける以外に無かったので、その中で失敗を恐れない自信をつけることができました。
留学の中で見つけた1番大きな発見は、台湾では中国語だけではなく英語も十分に学べるという点です。それなのに留学費用は他の欧米諸国に比べてとても安く済みます。それらの事と第三か国語の勉強の重要性をアピールしながら、台湾留学の斡旋をする活動ができたらいいなと思っています。
2017年
8月~
2017年
8月
淡江大学でのプログラムが始まる1週間前ほどに台湾へ出発し、台湾の親戚方と会ったり一人で様々な所を観光する中でいきなり中国語漬けの日々が始まりました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2017年
8月~
2017年
8月
現地での生活は3食と寮での宿泊付き、土日は授業が無く、平日の5日のうち2日は朝から夕方までみっちり授業があり、2日は朝から昼の1コマまで授業、1日は生徒全員と現地の大学生で私たちのサポートをしてくれていたカウンセラーたちと台湾の観光名所を巡るトリップでした。この授業と遊びのメリハリあるスケジュールが、そのまま中国語の学習意欲に直結しました。
中国語の能力別にクラス分けがあり、私は幸いにも1番上のクラスに入ることができました。授業はPCやスマホを使ったアクティビティやプレゼン、口試や単語テストなど内容は盛りだくさんで、また授業は全て中国語だったため、授業を完璧に理解することができないもどかしさと自分の意見をすぐ言葉にできない悔しさでいっぱいになったこともありましたが、同学達と協力し合って、充実した授業を受けることができました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
台湾へ到着したその日はタクシーの中に、その3日後は高雄の道端で、2回iphoneを落としたのですが、全て交番に届けられて無事に帰ってきました。台湾の人の良さがわかる、個人的に大きなエピソードです。
また警察の方も本当にフレンドリーで、私の携帯を届けてくださった方に連絡をとってくださり、後日実際にお会いすることもできました。
トリップの中で、淡水紅毛城という所へ行く機会がありました。これは元々スペイン人によって要塞として建てられた300年以上の歴史を持つ建物で、そこにこの紅毛城を所有していた国の国旗がずらっと並んでいたのですが、その中に日本の国旗もあり、はっとさせられました。
日本が台湾を統治していたのはそう遠い昔のことではありません。今も正式な国交は結ばれていませんし、世界地図の中では1つの国としても認められていません。そんな日本と台湾の関係が今日のように良好なのは一体何のお陰なんだろうと考えさせられました。私たちの世代はそのような政治的な問題を超えて、人と人の付き合いを通して両国の未来を考えていく必要があるのだと思います。
トビタテに受かるためには、多少オーバーでも自分が留学によって得たいこととそれによって日本で達成したいことを具体的にする必要があると思います。その骨組みがしっかりしていれば、書類作成や面接でも困ることは無いですし、逆に楽しめるのではないでしょうか。特に私は面接が楽しくて仕方がありませんでした。
また、個人的には書類の自己PR欄に全力を注ぐことも大切だと思います。留学計画が独創的で確実なものなのはもちろん大事ですが、それに加えて、事務局の方や面接をして下さる方に「この子に行ってほしい!」と思って頂けるような人を惹きつける自己PRを作成することが重要だと思います。もし書類で落ちてしまったら、面接で実際に自分のパッションをぶつける場所すら用意されないので、この自己PRをはじめ、自分が納得いく留学の構想を書類に思い切りぶつけてください。
台湾への留学ガイドを見る