留学内容
サイエンスアウトリーチ活動(科学の楽しさと必要性を広める活動)を学ぶため、サイエンスカフェに参加した。また、大学主催の科学教室の手伝いも行った。留学中は大学付属の語学学校に通い、英語を勉強した。
最終更新日:2017年01月31日 初回執筆日:2017年01月31日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
サイエンスアウトリーチ活動(科学の楽しさと必要性を広める活動)を学ぶため、サイエンスカフェに参加した。また、大学主催の科学教室の手伝いも行った。留学中は大学付属の語学学校に通い、英語を勉強した。
福島原子力発電所の事故にまつわる情報混乱を経験し、専門家と一般人の認識のずれが問題だと感じた。理系の学生として、科学者とそうではない人の橋渡しをしようと考えた。その方法として、科学者と一般人が気軽に情報交換できるサイエンスカフェを普及させようと思った。サイエンスカフェは欧米圏で盛んなので、留学して本場のサイエンスカフェを学びたくなった。
留学の経験を活かし、より本場のサイエンスカフェに近い、双方向の議論を重視したサイエンスカフェの具体的な案をつくることができた。2017年3月に学科の教授をお招きして第一回のサイエンスカフェを開催する予定である。
行動力
留学先では英語力的にハードルの高いサイエンスカフェへの参加や科学教室の手伝い、関係者へのインタビューなどを行ったり、吹奏楽部に入って演奏したりと留学前の自分は絶対にやらなかったであろう挑戦をたくさんした。この経験を通し、やりたいことにとりあえず手を付け、あとはその場で考えたり他の人の助けを借りてなんとかする力がついたと思う。
サイエンスアウトリーチ活動を積極的に行い、正しい情報を広く発信できる研究者になりたい。また、せっかく英語力が向上したので、国際的にも活躍できるようになりたいと思う。
2015年
9月~
2016年
8月
サイエンスカフェへの参加、科学教室の手伝い、語学研修
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
カナダ文化に特に魅力を感じたのは、真冬に友達の家でキャンプファイヤーに参加したときの事。友達の親御さんは機械や家具の修理を請け負う仕事をしていたため、仕事で出た廃材を大量に燃やした大きなキャンプファイヤーで、雪の上にガソリンを撒いて点火するというなかなか大胆なものでした。金属の円筒にもみ殻を詰めて、火を点けて爆発させもみ殻を吹き上げるという友達いわく「田舎者の花火」など、日本ではなかなか経験できなさそうなワイルドな花火(?)も観られました。マイナス20℃以下の中、マシュマロやウィンナーを焼いたりホットチョコレートを飲んだり、カナダ色のかなり強いキャンプファイヤーを真夜中まで楽しみました。厳しすぎる冬も快活に楽しむカナダ人たちを素直にすごいと思い、カナダが好きになった瞬間でした。
サイエンスカフェでカナダ人とDNAなどについて議論しなければならないため、センター英語すら怪しい英語力をなんとかする必要がありました。私がそもそも英語が苦手だったのは、文法をちまちま暗記したりするのが嫌いだったうえに英語を活用する機会がなかったから。そこで、留学中は自分が楽しめる、留学中だからこそ簡単にできる方法で英語を勉強しました。大好きなハリーポッターの英語版を読んだり、映画館や友達の家で洋画を観たり(字幕も英語しかないので必死で台詞を聞き取りました。一番大変だったのはSHERLOCKです)、友達と英語でたくさん喋ったり。語学学校でも、各文法を使った例文を作る問題では先生やクラスメイトが笑ってくれそうなジョークを考えたり、カナダ人の友達に使用例を挙げてもらいながら単語を覚えたり、竹取物語を英訳して友達に紹介したり。そうした工夫が功を奏したのか、語学学校をトップクラスの成績で卒業する程度の英語力が苦もなくつきました。サイエンスカフェも最初は苦労しましたが、最後の方になると同席していた方々とクロストレーニングについて語り合うくらいには成長しました。
カナダへの留学ガイドを見る