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飯田 友希

出身・在学高校:
東京都立新島高校
出身・在学校:
明治学院大学
出身・在学学部学科:
心理学部教育発達学科
在籍企業・組織:

公立学校への海外インターンを考えている人、日本文化紹介に興味のある人、カナダの首都オタワに興味のある方はお気軽にご連絡ください!
返信は遅くなる場合がありますが、極力早めに返信します。


最終更新日:2017年10月04日 初回執筆日:2017年10月04日

カナダの首都で、多文化社会・教育を体感!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Roland Michener Public School(カナダ・オタワの公立学校)
  • カナダ
留学期間:
9ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,100,000円
  • 大学独自のもの 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

カナダの首都であるオタワに9か月間滞在した。現地では、公立幼・小学校で日本文化の先生として毎日活動し、ラジオ体操、昔話、折り紙などを通して日本の文化に触れてもらった。
その他の時間は、各学年の授業のサポートや見学をした。オタワは、第二言語のフランス語が多く話されるケベック州と隣り合っている。そのため、イマージョンという第二言語を用いたユニークな教科学習の試みが多くの小学校で行われている。また、移民の多い土地柄、突然新しい児童が外国からやってくるというケースが日常茶飯事のため、多文化を尊重するための指導の工夫が、各学級で見られた。教師を目指していた私にとって、第二言語教育や国際理解教育の実践を間近で見られたことは大変貴重な経験であった。土曜日は、日本にルーツのある子どもたちが日本の教科書で国語や算数を学ぶ補習校のボランティアをした。また、9月からは毎週金曜日、オタワの中心街にある公立図書館で、市民に向けた日本語会話教室を開催した。

留学の動機

今後、多様な人々が日本で暮らす時代が近く来るだろう。そうなれば、学校に通う子どもたちも多様化する。そこで、すでに多くの移民を受け入れている国、カナダ・オタワの小学校でインターンをすることで、将来の日本の学校教育の、「外国にルーツのある子どもたちの輝かせ方」や、「世界を知る教育」について、多文化社会のカナダの学校教育を体感しようと考えた。

成果

①世界を知る教育、外国にルーツのある子どもの輝かせ方のアイデア収集ー多文化を楽しむイベントが多数開催されていた。新たに他国からやってきた子どもに、その国の言葉や文化について発表させる取り組みも見られた。②小学校での活動ーカナダの子どもたちに、図書室で日本の本が本棚からなくなる程、興味を持ってもらえた。③日本語会話サークルの創設ー日本人とオタワ市民が集う場所を作ることができた。

ついた力

日本人として、私らしく生きる力

日本人の少ない地域で日本文化を教えたことで、日本文化を「かっこいい」と思ってくれる子どもたち、おとなたちが世界中にいることが分かった。また、人々は、カナダという国に誇りを持ちながらも自分の生まれた国のルーツに誇りをもって生きていた。日本の魅力を知れたと同時に、自分の文化に誇りをもって生きることの素晴らしさを知り、これから生きてゆく力を身につけられたと思う。

今後の展望

この地でできることを最大限にやりきった!と感じられる9ヶ月だったが、それ以上に、多くの人々に支えられた留学生活だった。今後は日本で世界中から来た人々と楽しく交流し、サポートをしていきたい。
現在は自分の進路選択の真っ最中だが、世界の子どもたち、日本の子どもたちに必要な教育について考え、常にマイノリティの子どもたちを理解しようとし続ける姿勢を忘れずにいたいと考えている。

留学スケジュール

2016年
4月~
2016年
12月

カナダ(オタワ)

カナダの首都であるオタワに滞在した。現地では、公立幼・小学校で日本文化の先生として毎日活動し、ラジオ体操、昔話、折り紙などを通して日本の文化に触れてもらった。その他の時間は、各学年の授業のサポートや見学をした。オタワは、イマージョンという第二言語を用いた教科学習のユニークな試みが多くの小学校で行われている。また、移民の多い土地柄、多文化を尊重するための指導が、各学級で見られた。教師を目指していた私にとって、第二言語教育や国際理解教育の実践を間近で見られたことは大変貴重な経験だった。土曜日は、日本にルーツのある子どもたちが通う補習校のボランティアをした。9月からはオタワの中心街にある公立図書館で、市民に向けた日本語会話教室を開催した。

費用詳細

学費:納入総額

950,000 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

活動先小学校の子どもたちと
全校で正面玄関に飾ったおりがみチューリップ
カナダ市民のための日本語会話教室
費用詳細

学費:納入総額

950,000 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

日本文化の先生としての活動を開始して間もなく、子どもたちがすぐに私の名前(Yuuki)を覚えてくれていることに感動している矢先、子どもたちのなかの一人が私に向かって、「Yuuki, Yucky(=きたない、キモい)!(*^▽^*)←無邪気な笑顔」。そうやって覚えてたのね…(苦笑)

昔話「ももたろう」自作の紙芝居で紹介している様子

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

現地で出会ったホストファミリーや友達。
日本に帰った今でも、いつでも相談できる大事な存在です。

オタワの国会議事堂を友達が案内してくれた

留学前後での、自分の変化

活動先のオタワが第二の故郷になったこと。12月に帰国しましたが、3月にオタワで大きな教育のイベントがあると聴き、迷わず再訪しました!(笑)。日本の外に、故郷に帰ってきたような気持ちになれる場所ができたことは、自分にとって大きな変化です。

国会議事堂の見える風景をバックに♫

教員免許がほしいけど休学がしたい!

  • 単位・留年 : 休学・留年

教員免許の取れる学科で休学をする際は、
早めに教務課や、学科の教員免許担当の先生に相談してください。
私の学科の場合、教育実習や教員採用試験を受ける時期等について留学前に何度も相談にのっていただき、
留学をバックアップしてくださいました。
留学しても教員免許関係の連絡を直接メールにしてもらえるよう、お願いをしておくのもいいと思います。

語学力を安くあげる!

  • 語学力 : 英語

NHKの「ラジオ英会話」がおすすめ!毎日15分、実用的な英会話をラジオで楽しく学べます。
テキストは毎月本屋さんで500円もせずに買えます。

トビタテ以外の奨学金ももらっちゃおう!

  • 費用 : 奨学金

留学に行く前に、学生課に留学のサポートがないかを確認してみてください!
明治学院大学の場合、大学に認定されて留学した生徒に返済不要の奨学金20万円が支給されました。
手続きをしなければもらえなかったので、大学の奨学金制度は行く前に必ずチェックしてみてください!

留学前にやっておけばよかったこと

特にありません。行ってから知ったことがほとんどでした。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はいい意味でも悪い意味でも大きなショックを受けることのできる絶好のチャンスだと思います。
長期留学は不安なことも多いと思いますが、その地で出会った人々・街は、留学後、自分の "かけがえのない宝物" になります。現地で行き詰っても、相談にのってくれるたくさんの仲間がついていますよ!がんばって!!