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モリダイチ

出身・在学高校:
姫路市立姫路高等学校
出身・在学校:
中央大学
出身・在学学部学科:
商学部会計学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年11月19日 初回執筆日:2018年11月19日

国際的に通用する会計人材を目指して

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 会計事務所・監査法人
  • カナダ
  • モントリオール
留学期間:
9か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,690,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

国際的な会計プロフェッショナルとなるため、企業活動のグローバル化に伴い作成された世界共通の会計基準である国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards:IFRS)のもとで実務経験を積みました。IFRSにおいては、原則主義という会計処理の判断のための数値基準といった細かい規則が無く、原則のみが示され、企業はその適用を柔軟に行うことのできる会計主義が採用されています。一方、従来の日本の会計基準では具体的な処理方法が細かく規定されている規則主義が採用されているため、規則主義から原則主義への移行によって監査対象の拡大という問題が生じます。その問題へのアプローチを学びました。

留学の動機

IFRSに関する書籍は日本語でも多く出版されており、知識をつけることは日本でも可能であったため、座学よりも実務経験に重きを置きたいと考えたからです。また、政府が閣議決定した日本再興戦略2016に国際財務報告基準の任意適用企業の拡大促進、国際会計人材の育成等に関する明示があったため留学を決めました。

成果

机に向かっての勉強とは異なり、実務経験を通して答えのない問題へのアプローチを経験することができました。

ついた力

行動力

変化を待っていても何も変わらないことを学びました。困っていたら困っていることを、失敗したら失敗したことを主張することが大切で、手を差し伸べられるのを待つのではなく、手を差し伸べてもらえるよう行動を起こすことが重要であると気がつきました。

今後の展望

会計の存在しない企業は存在しないため、今回の経験を広く活用できると考えています。

留学スケジュール

2017年
10月~
2018年
3月

カナダ(モントリオール)

現地会計事務所でインターンシップを行いました。はじめは会議についていけず、発言することが難しかったのですが、英語論文を読んだり、経済紙を読むなどビジネスや会計に関するテクニカルタームの知識をつけることで、徐々に発言できるようになりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

秋の美しい紅葉
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2018年
4月~
2018年
6月

カナダ(モントリオール)

現地監査法人でインターンシップをしました。クライアントへのヒアリングを行った際、最初は事務所の方について回るだけでしたが、1箇所目の受け入れ先での経験が功を奏し、自分から積極的に行動できるようになり、環境適応するのに時間はあまりかかりませんでした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

冬は-40℃近くまで気温が下がる日も
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

カナダがモザイク国家であることは知っていましたが、同じカナダ人であっても、父がフランス人、母が中国系カナダ人、生まれがイギリスというようにそのバックグラウンドは個々様々で、文化や習慣は国籍に即して存在しているわけではなく、もっと深く各々の個人的な事象に存在していることに気がつきました。日本に生まれ、日本で育った私は「日本人らしさ」という言葉にあるように、文化は国籍に即して存在していると考えていたので、カナダの多文化の在り方がとても新鮮でした。

左から市旗、国旗、州旗

人脈やコネを最大限活用しよう

  • 留学先探し : インターンシップ

インターンシップのみの場合、受け入れ先を見つけるのが非常に困難です。大学生の場合、ゼミの教授に頼ったり、留学計画の分野に詳しい教授の授業に参加し、声をかけるなど行動することが大切です。自分のやろうとしていることを広く発信し、人の手を借りましょう。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私にとっての留学の価値はバイカルチュラルであることの大切さと重要性を学んだことです。ボーダーレス化の進む社会において、他の文化を知ろうとすること、バイカルチュラルを目指すことは、多角的視点で世界を見ることに繋がることを学びました。留学へ行かれる方は、ぜひ色々な経験をして新しい視点を持って帰ってきてください。