留学内容
台湾師範大学の化学系の研究室に所属し、近年報告されたルテニウム錯体を用いた研究を行ってきました。錯体の分野は私が大学院で先行している分野と異なり、知識が足りない部分は同研究室の大学生と相談しながら研究に取り組みました。留学当初は現地の大学生に研究内容について英語で発表してもらい、実験内容や英語でのプレゼン方法について学びました。また毎日論文を読み、後に自分が行った研究内容と実験手順の理解に努めました。留学の中盤からは実際に一人で実験内容と手順を考え、装置を使って実験し、解析を行いました。終盤では学生と解析結果について意見交換しながら研究内容、結果考察についてスライドにまとめ、報告会でプレゼンテーションを行いました。そして最終日にはお世話になった研究グループに向けて日本文化を紹介するプレゼンテーションを行いました。