留学内容
私は自らの出身である沖縄を軸に東アジアの民俗を学びたい、その思いで11か月間台湾で生活していました。具体的には10か月間の台湾大学での学修、その後1か月間順益台湾原住民博物館にてインターンシップで構成されている留学です。台湾大学では中国語、台湾語をはじめ、中国文学、民俗、映画などを学ぶとともに、時間を見つけては街に繰り出していました。台北は博物館、美術館、本屋、図書館、映画館が充実しており、さらに各地にある寺廟では毎日のようにお祭りが行われていました。今ふりかえると、台湾全土が学びの場であったように思います。
また順益台湾原住民博物館では留学当初から日本語ボランティアガイドとして活動していたほか、インターンシップもやらせてもらいました。日本の大学で学芸員課程を履修していたわたしにとって、台湾の博物館インターンシップは学びも多かったです。何より、台湾原住民との出会いが私の留学をぐっと充実したものとしてくれました。