留学内容
「先生から言われたことだけをやる」「新しいものは先例がないからできない」そんなことばかり上から言われ続ける日本での生活に違和感を覚えていました。そんな時に見つけたのがトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムでした。成績不問で返済不要の奨学金をもらいながら自分の好きなところに行ってやりたいことができる。そんな自由なプログラムに参加しないという選択肢は私にはありませんでした。私はAI研究の聖地カナダのトロントで6か月半、研究室に所属しインターンシップを行ってきました。今回の留学は正規の交換留学ではなかったため、好きなように行動を決められると同時にすべての準備を基本的に自分で行う必要がありました。幸いにも担当教授が自由に研究を行うことを許可してくださったため、最小限の中間報告だけで、表情画像による痛み検出についての研究を自由に好きなだけ行わせていただきました。正規の流れで行くと、大学院生でなければ会うことすらできないような著名な研究者の方々と教授を通じて会う機会もいただき、研究者として非常に大きな刺激を受けた半年間でした。
また、カナダでの連休のタイミングを使ってボストンやアメリカ西海岸シリコンバレーにも訪れました。トビタテ仲間の友人を通じてGoogle本社で働く日本人エンジニアとお話しさせていただく機会もあり、人と人とのつながりの大切さを痛感するきっかけともなりました。