留学内容
有機材料の分子設計の仕方、合成方法、機能評価を学ぶことを目的とし、カナダのラヴァル大学に留学しました。留学先では、日本で身に着けていた研究力が通用すること、更なる技術力の向上を目指して研究を行いました。実験装置一つをとっても日本で使用していたものと異なり、当初は戸惑うことばかりでした。実験をこなし慣れていき、些細なことでも積極的に研究室にいるメンバー、先生に質問、討論し日本では得ることのできなかった知識をたくさん得ることができました。
最終更新日:2020年10月14日 初回執筆日:2020年10月14日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
有機材料の分子設計の仕方、合成方法、機能評価を学ぶことを目的とし、カナダのラヴァル大学に留学しました。留学先では、日本で身に着けていた研究力が通用すること、更なる技術力の向上を目指して研究を行いました。実験装置一つをとっても日本で使用していたものと異なり、当初は戸惑うことばかりでした。実験をこなし慣れていき、些細なことでも積極的に研究室にいるメンバー、先生に質問、討論し日本では得ることのできなかった知識をたくさん得ることができました。
中学生の頃、初めて家族と旅行した香港で異国の文化に興味を持ち始めました。その頃から漠然と海外で生活してみたいと思っていたのですが、大学生になり研究を行うにつれもっと自分が研究している分野のことを知りたい、たくさんの人と言語の壁を感じず意見交換ができるようになりたいと感じるようになりました。そこで国際交流の盛んなまた日本人の少ないラヴァル大学への留学を決意しました。
研究活動においては、論文に一つまとめることができた程度でしたが、それ以上に研究の楽しさ特に有機化学の奥深さを感じることができました。私生活では友達もたくさんでき、日本食の作り方を教えたりフランス料理を教えてもらったりしました。
コミュニケーション力
もとから、初対面の人と話すことが苦痛な方ではなかったのですが、語学力が向上したこともあって今まで以上に第一言語が何なのか等、関係なくいろいろな人と会話を楽しめるようになりました。というのも、フランス語力0で留学を開始し、身振り手振りで生きていくために生活をしていくうえで会話ができるようになったからです。
今回の留学で得た人脈を生かして、今後留学を考えている人たちの懸け橋になる事が出来たらいいなと思っています。また、留学を通して経験したことを活かして国際的に活躍できる化学者になりたいと思っています。
2019年
8月~
2020年
3月
自分自身の研究テーマを活動開始時に与えられ、毎日化合物の合成に取り組みました。自分だけの知識を使って努力するのではなく、研究室のメンバーもちろん先生にも質問し、最終的に2つのテーマのうち1つは終わらせることができました。研究室終了後はシェアハウスに帰り、フランス人の子と料理を楽しみ毎日両親に1日何があったのか連絡を取り合っていました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 80,000 円 |
項目: 1,600,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 80,000 円 |
項目: 1,600,000 円 |
留学前は、地元がすごく田舎だったこともあり就職は絶対に都会に出たい、地元には戻りたくないと思っていました。しかし、留学を経て私のことを応援してくれる家族の存在を身にしみて感じました。私のやりたいことをずっとサポートしてくれる両親に、今度は私が自分のことばかり近くからサポ―トし親孝行したいと思うようになりました。そして次の春から地元に就職することになりました。
私は今回の留学までに、留学経験がなくまた英語がとても苦手でした。そこで、留学当初は本当に基本的なことしか話すことが出来ず、伝えたい内容が伝えられないと諦めざるを得ないことばかりでした。また間違った英語を使っていたらどうしようという思いもあり、なかなか上達しませんでした。そこで研究室への登下校時、周りにあまり人がいないのをいいことに、今日あったこと、どう感じたか、あの時何と言いたかったか、をひたすらぼそぼそと英語で独り言を言うように心がけました。すると言いたいことがスラスラ話せるようになり、英語力が向上しました。
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