留学内容
私は10ヶ月間、オーストリア・ウィーンで交換留学生として有機化学研究室に所属し、研究を行っていました。信州大学でも有機化学の研究をしているため、スムーズに研究を開始できました。研究室の規模は、12人程度で大きくはなかったですが、7割が博士の学生であり皆研究に対する意識がとても高く、良い刺激を受けながら良い環境で研究することができました。また月に2回ラボミーティングが開かれ、研究の進捗状況についてプレゼンをする機会がありました。そのため研究の知識だけでなく、語学の知識も向上させることができました。また日本の様な上下関係があまりないので学生同士の距離が近く、研究やプライベートについて気さくに話すことができました。このようなコミュニケーションを通して、語学力の向上には生活の中で実際に使用することが重要であるということを感じ、日本ではなかなか体験できない英語メインの環境で生活することができました。また生活面においては、週末は休みであったため買い物に出掛けたり、観光したりしました。また、現地の友達とクリスマスパーティやダンスパーティなどに参加しました。ダンスパーティは日本では珍しいですが、ウィーンでは11-2月は舞踏会シーズンとなっており、この時期になると街にスーツやドレスを着た人が多く見受けられました。私もこんなチャンスはないと思い、現地の友達と参加して、とても貴重な体験ができました。