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すず

出身・在学高校:
石川県立金沢錦丘高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年03月01日 初回執筆日:2024年03月01日

自己肯定感を爆上げさせる教育環境って?

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地の高校調査
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • J.N. Burnett Secondary School
  • カナダ
  • リッチモンド
留学期間:
1ヶ月
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私は、子どもの自己肯定感を高める教育環境を学びに、カナダのリッチモンドに1ヶ月間留学しました。そこで現地の高校に実際に通いながら、日本の高校との違いを実際に体感し、また、現地の生徒との交流を通して自己肯定感を高める教育環境のヒントを得ることができました。

留学の動機

中学3年生のとき、総合の時間に海外の教育について調べる機会がありました。海外の教育環境は日本とは大きく異なっていて、驚きました。それと同時に日本とは違う教育の仕方に興味を持ち、一生に一度でいいから、インターネットを通してではなく、実際に現地に行って、海外の教育の仕方で学んで見たいと思い、留学を決意しました。

成果

カナダの高校に通って気づいたのが、「外見に関する校則を自由にすることが子どもの自己肯定感を高めることにつながるのではないか」ということです。校則が自己肯定感を高めるヒントになるなんて考えてもみませんでしたが、実際にメイクが自由だったり、服装が自由だったりすると、自分にあった、自分に好きな格好で過ごせて、自然と自信がつくことを体感しました。そして前向きに学校生活を送ることができました。

ついた力

周りを気にしない力

カナダには、いろんな人種の人がいて、見た目も人それぞれで、考え方も人それぞれで、言語に関していえば、話す言語や、英語の発音も人それぞれなので、こういう姿が素敵だというのがあまりなくて、ありのままの自分で過ごせたし、だれかと比較して落ち込むなどは一切なくて、自然と日本に戻ってからも、その人の自身を受け入れられるようになっていました。

今後の展望

今後は、日本の教育に携わる仕事がしたいです。現場で教える側ではなく、教育の制度を作っていく側として携わりたいです。また、大学ではフィンランドに留学して、北欧の教育制度と、「高福祉・高負担」の社会の現状について調査したいと思っています。

留学スケジュール

2023年
11月~
2023年
12月

カナダ(リッチモンド)

カナダのリッチモンドにある J.N. Burnett Secondary School に約4週間通いました。留学先では、様々な国籍の人と出会い、多様性を実感しました。探求活動では、カナダと日本の違いを感じた場面は欠かさずメモをとり、また現地の生徒と話したり、アンケートをとったりするなどの交流を通して自己肯定感を高める教育環境を調査しました。私は人見知りということもあり、初めは英語でコミュニケーションをとることが難しく、友達を作るのに苦労しましたが、1週間経つころには友達もでき、楽しく学校生活を送ることができました。そして、カナダのみならず、いろんな国の国内事情を聞くことができて、とても興味深かったです。フィールドトリップでクリスマスマーケットに行ったとき、屋台で売っているドイツ料理を食べたドイツ人の友達が、「これはドイツ料理じゃない。」と苦言を呈していたのがとても面白かったです。

ホームステイ先では、ホストファザーとカレーライスを作ったり、ホストマザーとおにぎりを握ったりしました。ホストファザーはいろんな国のご飯を作ってくれて貴重な経験ができました。ホストシスターやホストブラザーとテレビゲームをしたのもいい思い出です。クリスマスシーズンに入ったころ、ホストファミリーと少し遠出をしてイルミネーションを見に行きました。とても綺麗で感動しました。

費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

150,000 円

生活費:月額

150,000 円

項目:渡航費等

350,000 円

クリスマスマーケットで食べた屋台のスイーツ
ホストファミリーと見に行ったホワイトロックのイルミネーション
学校のカフェテリアのランチ(バーガーとポテト)
費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

150,000 円

生活費:月額

150,000 円

項目:渡航費等

350,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私は、留学先の学校では、英語クラスが2つ、コンピュータークラスが1つ、体育のクラスが1つありました。そのうち、体育のクラスでは、バドミントンの授業があったのですが、私はバドミントンが大の苦手で、しかもダブルスの授業だったのでペアになってくれた子の足を引っ張ってばかりで、挙句にはペアの子に見捨てられてしまいました。そんなとき、そんな私を見かねて、同じクラスの男の子が声をかけてくれて、バドミントンを本当の基礎から教えてくれました。今思えば、バドミントンをやったことが無い人だと思われていたのかもしれません。留学に行ってまだ日も浅く、その上、ひとりぼっちになって不安でいっぱいだった私は、その男の子の優しさに救われ、とても感謝しています。日本に帰る1週間ほど前にその男の子が私の1個下だということをに知った時はとても驚きました。

キットカットに書いたお礼のメッセージ

安く買えるお店をリサーチしよう!

  • 生活 : お金

カナダは日本に比べて物価が高いです。そのため、お金に関しては慎重になる必要があります。上手にお金をやりくりするコツは、現地の友達やホストファミリーに安いお店を聞くことです。日本では100円ショップが安く物を買える店として有名で、カナダにも日本の100円ショップがありましたが、カナダでも安いとは限りません。実際、カナダには、日本でいう100円ショップのような、安くいろんなものが買えるお店が別にありました。私のホストファミリーは、私が初めてカナダに来たとき、そのことを教えてくれたのですが、そこのお店はほかの店舗と比べると本当に安かったです。値段は3倍くらい違いました。ショッピングモールの中にあるお店は基本高いので気をつけてください。お土産でお菓子を買う場合などはお土産ショップよりも、普通のスーパーの方が安くて多い量のお菓子が買えるので、スーパーで買うことをお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行くと世界が広がります。私はトビタテ!留学JAPANの奨学金を利用してカナダに留学しましたが、日本国内にも、日本国外のカナダにも新しい友達がたくさんできました。いろんな人との関わりを通して、考えが広がったり、生きる楽しみが増えたりしました。特にカナダは多様性の国なので、いろんな国籍の人に会えます。だから英語だけでなく、海外に興味がある人にはとてもおすすめの国です。ぜひ留学を楽しんでください!