留学内容
フードロスと貧困問題を解決するため、フードバンクによる先進的な取り組みや支援を行っているカナダへ留学してきました。私は留学前、フードバンクへ寄付する食品を自身の高校内で募集したところフードバンクという語ですら知らないという人が多くいました。この金銭的ではなく、食品の寄付をするという体験とフードバンクという言葉を知ってもらうために行いました。カナダのフードバンクは日本のフードバンクに比べて建物の大きさや保管している食品や日用品の量は大きく異なっていました。私たちはフードバンクを個人で利用して受け渡す姿をなかなか見かけることはできません。ですがカナダのフードバンクは、個人利用はもちろん、ドライブスルーの形式や、フリーマーケットを設けており、誰でも簡単に食品や日用品を手に取ることができるようになっていました。これはフードロス削減と貧困者への支援に繋がると感じました。そして流通できないような食品はすべて農家へ送り肥料にすることで、一切の食品ロスは出していませんでした。このように誰でも気軽に利用できるフードバンクを設置する政策を日本でも取り入れて行くべきだと感じました。