留学内容
「理系・文系に捉われず産業に貢献する道」を学ぶ!ということを目的に、半導体産業が先進する台湾に留学しました。その上で、以下のことに取り組みました。
①現地企業でのインターンシップ
②インタビュー活動
③半導体企業の資料館への訪問
④現地理系学生への意識調査
これらの活動を通して「社会制度・環境」という観点から台湾における女性の活躍、半導体産業との繋がりを学びました。また、「人」という観点からキャリア働き方における意識、価値観について学びました。
最終更新日:2025年08月28日 初回執筆日:2025年08月28日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
中国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<HSK4級> |
「理系・文系に捉われず産業に貢献する道」を学ぶ!ということを目的に、半導体産業が先進する台湾に留学しました。その上で、以下のことに取り組みました。
①現地企業でのインターンシップ
②インタビュー活動
③半導体企業の資料館への訪問
④現地理系学生への意識調査
これらの活動を通して「社会制度・環境」という観点から台湾における女性の活躍、半導体産業との繋がりを学びました。また、「人」という観点からキャリア働き方における意識、価値観について学びました。
私が半導体という分野に焦点を当てたきっかけは、理工学部の大学入試における「女子学生枠の拡大」や、日本の半導体産業が伸び悩んでいる、という報道を目にしたことです。
その上で、理系・文系に捉われない活躍と産業に貢献する道を探したい、という想いを半導体産業というフィールドで実現したいと思いました。
①インターンシップ活動
団体保険部に所属し、台湾の働く環境・活躍の手法について学びました。
②社員インタビュー
様々な役職の社員の方から、活躍を支える意識・姿勢について学びました。
③半導体企業の資料館への訪問
TSMC資料館にて、台湾の半導体産業の成長とその背景について学びました。
④学生への意識調査
現地理系学生にアンケート調査等実施し、若者からみた半導体産業を学びました。
逆境を乗り越える力
留学前や留学中、沢山の壁にぶつかりました。
他者から信頼を得る難しさに直面したり、挑戦しても上手くいかない、という現実にぶつかったりなど、、、
そんな時、何故上手くいかったのか、原因を状況・行動・意識に分けて分析し、改善策を考え、もう一度挑戦する。その行動を何度も繰り返し、自分なり「困難の乗り越え方」と「忍耐力」を身に着けました。
今後は、日本と世界を繋ぐような仕事に就きたいと考えています。
半導体産業と女子学生や多様な活躍を繋ぐ、ということに焦点に置き留学をしたことで、人と人、技術などの「繋がり」を支えたいという気持ちが強くなりました。そして、日本と世界を結ぶ存在、日本の発展を支える存在になるという新たな目標が出来ました。
また新たにできた目標を実現できるよう、また努力と挑戦を積み重ねたいです。
2025年
3月~
2025年
3月
①座学
留学期間中、午後は淡江大学付属語学学校に在籍し、会話力、台湾の歴史などの学習に取り組みました。その間、所属するクラスのレベルを1つ上げるなど、限られた時間で成長できるよう努力しました。
②インターンシップ活動/③社員インタビュー
午前中は、団体保険部に所属し、顧客訪問、金融保険部への出張業務に取り組みました。その中で、働き方を支える保障制度や雇用環境、社会構造との関わりについて学びました。社員インタビューを通して、様々な役職の社員の方から、「日本のいい所」について意見を頂いた時は、いかに自分が日本の旧体制=悪いという固定観念を持っていたか、気づかされました。物事を見る上で「前提を知る」ことの大切さを痛感した瞬間でもあります。さらに、海外駐在や異文化の中で仕事する上で、異文化理解や相手の文化になじもうと努力する大切さにも気づきました。
④半導体企業の資料館への訪問/⑤現地理系学生への意識調査
新竹にあるTSMC資料館・サイエンスパークでは職員の方から台湾の半導体産業の成長とその背景についてお話を伺いました。そして、ただ「技術力」があるだけでは産業を引っ張ることは出来ない、という一面に気づくことができました。そして、ビジネスモデルの再構築や技術者など、産業を支える人材を守る必要性を感じたのを覚えています。現地理系学生の意識調査では、インタビュー・アンケート調査等実施しました。そして、若者にとって半導体産業が価値ある存在であることや、自分の将来のキャリアパスを選択する上で文系・理系が大きな阻害要因にはならないという意見に沢山触れました。そして、自分がなにを成し遂げたいのかを優先する意識の強さに驚かされました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
活動の過程で得た沢山の人との繋がりは宝物です。
留学中、初めての一人暮らしやインターンシップなど、沢山の「人生初」に出会った私にとって、
現地でずっと、私を支えてくれた友人や職員・社員の方々の存在は心の支えそのものでした。
それだけでなく、留学準備においても、行き詰る私を助けてくれた家族、大学職員・OGの方々、そしてトビタテで知り合った方々に出会えたことも感謝でしかありません。
自分の力だけでは達成できないことばかり、様々なエネルギーを持つ人から力を借りることの大切さ、
その為に身を正すことの重みに気づかされました。
インタビュー活動の一環として、YouTube撮影に挑戦したのも思い出の一つです。
大学のOG繋がりで知り合ったまきよさんには、休日、沢山の場所に私を案内して下さるなど、本当にお世話になりました。そんな中、「留学」や「働く環境」をテーマに、台湾での活躍のリアルについて議論をすることができました。そして、様々な台湾の姿に触れ、様々な視点から台湾を知れたこと、単なる留学目標の達成にとどまらない、刺激に溢れた日々を送れました。
※掲載においてご本人から了承を得ています
振り返ると、私の留学は「常に誰かから助けてもらってばかり」でした。
飛び立つ前から、留学中、帰国後の現在も、沢山の人と触れ合い、多様な価値観に触れ、
悩むことも、挑戦することも、楽しむチャンスになっていました。
一見、キラキラした留学中体験のように見えるかもしれませんが、上手くいかず悔しい思いをしたことも沢山ありました。その中で強く感じるのは、「諦めず挑戦して良かった」という気持ちです。
自分の挑戦+αが得られることが、留学の醍醐味のように感じます!
座学の受入れ先機関に加え、企業からのインターンシップ受け入れ許可をもらう過程で、大苦戦しました。何社もアプローチ、現地法人の社長に直談判、自分が思いつく限りの方法を試したものの、結果は上手くいかない。
その際に、恥じらいを捨て、正直に「助けてください」と周りに声を上げました。
自分が知る限りの人・場所に赴き、相談する。アドバイスを頂く、自分の想いを必死に伝えていました。
そして、実際に本当に多くの方が親身に力を貸して下さり、沢山のアドバイスを頂く中で自分の力できる事、できない事を見極め、できる事に全力を注いで挑戦していました。
その結果、座学・インターン先企業から受け入れ許可証を得て、飛び立つことができました。
この経験から、失敗した時には素直に非を認め、原因と向き合う誠実さ、挑戦を積み重ねる姿勢の大切さを学びました。
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