留学内容
私はバイリンガル環境で育った経験を背景に、バイリンガル教育が進展している台湾に半年間留学し、外国語教育を主題に学修しました。大学の授業では英語と中国語で開講されている授業を履修し、英語教育法を中心に理論的知見を体系的に習得すると同時に、現地の小学校や語学教育機関を訪問し、台湾特有の教育実践を直接観察しました。実習やボランティア活動を通じて出会った小学生たちの高い英語運用能力には大きな刺激を受け、日本の英語教育には依然として改善の余地があると実感しました。さらに、スタディバディ制度を活用し現地学生と継続的に交流する中で、日本と台湾の教育制度や学習環境の差異について議論を深めることができました。これらの経験は、教育制度比較の視点を養うとともに、外国語教育の改善に向けた課題意識を強化する貴重な機会となりました。