ゆき

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最終更新日:2026年09月11日 初回執筆日:2026年09月11日

生物が社会課題解決に役立てる未来へ!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サスカチュワン大学
  • カナダ
  • サスカトゥーン
留学期間:
6ヶ月
総費用:
1,100,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 710,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

合成生物学の国際大会「iGEM」への出場をきっかけに、研究内容を参考にしていた教授へ自ら連絡を取り、カナダの大学でVisiting Research Studentとして研究活動を行いました。
当初は、自然界に存在する放射線エネルギーを微生物の力によって利用可能なエネルギーへ変換する技術の構築と、その社会実装の可能性を探究していました。しかし、現地で研究を進める中で、研究室で行われていた「メラニンを利用した放射線防護」や「放射線免疫療法」の研究に触れ、自身の研究関心である免疫学とも接点を見いだしました。そこで、当初のテーマに固執するのではなく、研究を通して得た気づきをもとに、医療におけるメラニンの活用や放射線免疫療法に関する研究へと視野を広げ、実際の研究活動に携わりました。
また、研究者との定期的なディスカッションの機会に加え、農業研究の未来を考えるイベントや、女性研究者の活躍をテーマとしたトークイベント、TED Talkなど、専門分野を越えて学べる機会にも積極的に参加しました。研究そのものだけでなく、異なる分野・立場の人の考えに触れることで、自分の専門を社会の中でどのように活かしていくかを考えるきっかけとなり、研究に対する視野を大きく広げることができました。

留学の動機

合成生物学の国際大会「iGEM」にサークルとして本学初の出場を果たしました。世界の学生の活躍に刺激を受け、海外で自分の研究の視野も広げたいと考えました。さらに、仲間と力を合わせて挑戦した経験を経て、次は自分一人の力でどこまで挑戦できるのか試したいと思いました。そこで、プロジェクトの参考にした教授へ自ら連絡を取り、留学を決意しました。

成果

研究では思うように進まない場面もあったが、英語でのコミュニケーションの壁を乗り越え、最終日には研究室のメンバーに研究成果を英語で発表することができました。また、アンバサダー活動では、日本語クラブの学生と協力して日本文化を紹介するイベントを大学で開催しました。日本人が珍しい環境の中、日本への関心の高さを実感し、異文化交流の場づくりに貢献することができました。

ついた力

めげない力

実験が思うように進まない、飛行機の予約を間違える、英語でのコミュニケーションに苦労するなど、留学中は多くの失敗や困難がありました。それでも、失敗を「新しい経験」と捉え直し、気持ちを切り替えて「次にどうすれば乗り越えられるか」を考えるようになりました。うまくいかないことがあっても、自分なら立て直せるという自信がつきました。

今後の展望

カナダでの研究活動や異文化交流を通して得た視野を活かし、今後は社会実装を見据えた研究に励んでいきたいです。また、今回の留学で多くの方から得た学びや機会への感謝を忘れず、自分自身が成長するだけでなく、得たものを次の世代や社会へ還元できる人材になりたいです。

留学スケジュール

2025年
9月~
2026年
2月

カナダ(サスカトゥーン)

6か月間、カナダ・サスカチュワン大学の研究室にVisiting Research Studentとして所属し、シェアハウスで生活しながら、平日は毎日研究室に通って研究活動を行いました。研究室では、メラニンを利用した放射線防護や放射線免疫療法に関する研究に携わり、研究者とのディスカッションや実験を通して、海外の研究環境を経験しました。最終日には、研究室のメンバーに対して英語で研究成果を発表しました。
研究以外にも、大学で開催された研究者との交流会や、農業研究の未来、女性研究者の活躍などをテーマとしたイベント、TED Talkなどに参加し、専門分野以外の考えにも触れました。また、日本語クラブの学生と協力して日本文化を紹介するイベントを企画・開催し、アンバサダーとして異文化交流にも取り組みました。
生活面では、シェアハウスでさまざまな人と暮らし、休日には大学の友人とバーベキューをしたり、教会で食事をしたりしました。冬休みにはトロントを訪れ、トビタテの仲間と富士フイルムのオフィスを訪問するなど、留学先以外でも多様な人や環境に触れる機会を得ました。研究だけでなく、生活や交流を含めたすべての経験を通して、自ら行動し、新しい環境に適応する力が身につきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

大学の窓から見た雪景色
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

私がカナダを好きになったのは、研究室での何気ない時間でした。所属していた研究室では、毎朝「Tim Hortons」のコーヒーを片手に、教授も学生も一緒になっておしゃべりをする「コーヒーチャット」の時間がありました。また、研究室のメンバーとぶどう狩りに行った際には、恋人や家族も参加していました。仕事や研究だけでなく、プライベートも大切にしながら、それぞれが自分の時間を楽しみ、研究にも真剣に取り組む姿がとても印象的でした。そんな温かく居心地のよい人間関係に触れ、私はカナダという国が大好きになりました。

研究室のメンバーでぶどう狩りに行った時の様子

食費を浮かせる節約術

  • 生活 : お金

留学中は、限られたお金をできるだけ多くの経験に使いたかったため、食費を工夫して節約しました。私が見つけた方法は、教会で食事をすることです。カナダでは地域の教会が無料で食事を提供していることがあり、食費を抑えながら現地の人と交流することができました。教会に通ううちに友達も増え、英語で会話する機会にもなりました。節約のために始めたことが、結果的に友人づくりや英語の練習にもつながり、一石二鳥でした。

12月の教会のごはん

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学前は忙しいと思いますが、今のうちに留学先の情報収集をできる限り済ませておくこと、留学先とのコミュニケーションを密に行っておくことが大切だと思います。それによって良いスタートダッシュを切れると思います。また、トビタテの事前研修で作った自己紹介カードは積極的に活用しましょう。みなさんの留学が実りのあるものになることを祈っています。