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最終更新日:2017年12月18日 初回執筆日:2017年12月18日

世界を感動で震わせるような物語を作る!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Art Institute of Vancoucer デジタルフィルムクラス/English Language Centre
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
3週間
総費用:
755,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

世界の人々が、生きる上での支えになる、何か気づきを得ることが出来る物語を生み出していきたい。今回は、その目標に近づくために、語学学校と映画制作を通して、多様な視点と物語の可能性についてを学びに、ノースハリウッドと呼ばれているカナダ・バンクーバーへ学びに行きました。現地では、語学学校とアートスクールに通いました。日本文化を調べ、脚本制作のときにアイディアを提案したり、カナダをはじめ、世界の人々ががどのように過ごしているのかを観察してきました。
結果的に、映画の中に日本の文化などを取り入れることは出来ませんでしたが、物語を創作する基礎やヒントを得たり、言語を超えて、相手とのディスカッションのスキルを伸ばすことができました。
また、世界各国の人との交流を通して、勉強方法や授業スタイルの違いなどを学ぶことが出来ました。

留学の動機

高校1年生のときに、幼かった頃に感動をもらった「物語」を、自分自身の手で漫画という形で制作していましたが、基本もわからず、また出版社に投稿するも、自分の力の足りなさに打ちのめされまくっていたこの時期。自分が理想とする物語を求め、またさまざまな視点、そしてこれからの社会に対して、「物語」がどのように貢献できるのかということを学びたいと思い、留学を決心しました。

成果

一番の成果は、映画制作を通して、積極性が増したという点です。また、カナダ人をはじめとした世界各国の人々の考え方や生活の仕方を実際に触れたり感じることで、インスピレーションを受けました。さらに、メンバーの中には知り合いと共に短編映画を制作するなどしていて、物語を媒体化する方法が多様であることを知り、これからの可能性を感じました。

ついた力

伝え、聞き、話し合う力

映画制作の中でも、特に撮影と編集作業のときに、相手に自分の考え方を発信するということが一番伸びたと思います。普段使い慣れていない言語を、フル活用して伝えることで、コミュニケーションが成り立っていきました。また、自分が思っていたよりも、伝えるということは難しくないということを学びました。ガチガチになって怖さに身を任せてはなにも生まれないことを学びました。

今後の展望

自分が理想とする物語を追及し続けていくのは、今後も変わりません。
今までは、漫画という媒体を通して物語を形にしてきましたが、これにとどまらずに新しい方法を模索していき、世の中に発信していくと共に、これからもさまざまな方とお会いし、また色々なことを体験し、考え方を広げ深めていきたいと思います。そうして世界の人々が何か発見できるような波を巻き起こしていくことが、今後の目標です。

留学スケジュール

2017年
7月~
2017年
8月

カナダ(バンクーバー)

午前中は語学学校(ELS)に通い、午後からアートスクール(AI)にて、世界7カ国から集まったメンバーと共に映画制作を学び、約10分間の短編映画を制作しました。
また、同い年のブラジル出身の女の子と共に、ホームステイをして暮らしていました。
語学学校では、国によって文化の違いが現れていて、例えば授業中わからないことがあったら即座に質問したり、電子辞書は使わなかったりと、毎日が発見の連続でとても学びになりました。
ELSでは積極的に会話の練習に焦点を置き、日々新しい人に話しかけていました。つい安心領域で過ごした事も、すこし悔しい部分ではありますが、三週間後の積極性と会話の上達度は、留学前と比べられないほど伸びました。アートスクールでは、授業以外では好きなように行動している周りが、一緒にやろうよというと積極的に意見交換が始まったことが印象的です。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:総額

750,000 円

アートスクールの校舎
機材の撮影の練習風景
撮影の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:総額

750,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

映画制作の中で、脚本の話し合いで決まった内容をまとめました。
そしてその紙をまとめてクラスで提案したところ、はじめて先生に誉められ、クラスの人に喜んでもらった事えています。
それまでは毎日緊張しながら過ごしていたのですが、その瞬間、いままでの緊張が解かれたように気持ちが開放され、泣きそうになりました。
そこから、メンバーとの会話の今までよりも活発になり、意思疎通をできるようになりました。

ピンクの服でピンクのライトを浴びている先生

留学先のニュース

  • 生活 : 治安・安全

私が現地に行く前に、殺人事件がありました。その後帰国するまでは、何事も起らなかったのですが、このような留学先でのニュースは、日々確認しておくことをお勧めします。
また、国が同じで、期間が違う日本人の留学生と情報交換をしながら、お互いに気を付けるようにしていました。
日本人同士でなくても、何かあったときの為に緊急連絡先や、情報交換ネットワークを作っておくと対処しやすいです。

会話が聞き取れない!!

  • 語学力 : 英語

現地での映画制作の授業は、もちろんすべて英語だったのですが、最初のうちは聞き取れないなどして、会話についていけないという状況が続いていました。ただ、何も発言しないと自分が遅れてしまうだけだったので、何でもいいから発言するようにしました。
そんな状況を変えるときに、このふたつの言葉がとても役に立ちました。「One more please.」と「Can I~?」
何度も聞くことで、相手はゆっくり話してくれ、周りとのコミュニケーションも円滑になり、最後の週はディスカッションを通して、より面白い映画を作りあげることに専念する事が出来ました。
英語は話す事で上達するということを、身に染みて感じました。

一部の制作メンバーと
授業の様子 撮影の打ち合わせ

留学に行かせてください!と頼み込んだ。

  • 生活 : お金

トビタテ!留学JAPANに申請したことは、親にはぎりぎりまであまり話していなかったので、合格通知が来たときに初めてちゃんと話しました。奨学金以外の留学費用を出せるだけのお金を持っていなかったので、親に頼むことにしました。最初は乗り気ではなかった親も、今回の留学で学べることの大きさを話したところ、了承を得る事ができました。
交渉するときは、相手の望んでいることを隅に置きながら、そこのアプローチするような話をするとよいということを学びました。親に感謝です。

留学前にやっておけばよかったこと

留学する前に、やりたいことが沢山あり、やれたこととやれなかったことがあるのですが、いくつか焦点を絞って取り組めばよかったなと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学に行くことで、日本にとどまっていては出会えない仲間や学び、感動的な体験をすることができました。日本では考えなかったようなことや発見があり、それが今後生きていくうえで大切なヒントとなるという意味で留学は言ったほうがいいと思います!!!ただ、テーマなどの軸がないと、周りに流されるだけになってしまうので、そこは気をつけたほうがいいと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「行くからには、やりたいこと全部やってやる!!」という気持ちで人生上、最高の体験にしてきてください!!どんな状況でもトライすることで、ヒントは生まれます。きっと、留学中にさまざまな感情を体験すると思いますが、それさえも楽しんだ者勝ちです!留学が、あなたの人生のエッセンスになることを心から応援しています。