2018.06.18
【高校生コース】第4期壮行会・事前研修レポート
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム 高校生コースの第4期壮行会が、6月9日に東京会場(文部科学省)、6月16日に大阪会場(公文教育会館)で開催されました。日本全国から東京会場には約300名、大阪会場には約240名の生徒等が集まりました。その様子をレポートいたします。
壮行会スタート
宮川典子文部科学大臣政務官からは「ビックマウスになれ!皆さんの夢なくして日本に夢があるのかな、と思います。皆さんの夢こそ日本の夢です。」と、日本の将来を担う高校生に激励の言葉が述べられました。
また、支援企業を代表して、東京会場では株式会社さなるの山中玲子取締役、大阪会場では株式会社公文教育研究会の中江敏副社長からそれぞれ激励のお言葉を頂きました。今回の留学をきっかけに多くの高校生がグローバル人材としての第一歩を踏み出し、日本の産業界の発展に貢献してくれることを祈っています。
(写真は左から、宮川典子文部科学大臣政務官・株式会社さなる 山中玲子取締役・株式会社公文教育研究会 中江敏副社長)
研修の様子
(1)サイレントウォーク
アイスブレークとしてそれぞれが事前に作成した自己紹介シートを持ち歩き、声を出さずにお互いの自己紹介をします。お互いに興味が湧き、早く話がしたくなってくるようです。
(2)講師によるマインドセット
留学中は日本とは異なる文化の中で生活し、困難に直面することも少なくありません。「自分にとって気持ちが楽で、居心地の良い"comfort zone"を出ることは成長につながる。1歩勇気を出してそこから抜け出して、困難な中で頑張ることこそが成長につながる」という講師からの熱いメッセージがありました。また、日本代表生としての"プライド"についても考えました。
(3)先輩からの体験談
既に留学を終えたトビタテ!留学JAPAN派遣留学生の先輩から留学体験を話していただきました。辛いことや楽しいこと、周りに感謝することなど留学中には様々な出来事があったそうです。年齢も境遇も近い先輩の話は共感できることが多く、派遣留学生も興味津々といった様子でした
研修の振り返り
研修では初めて出会った仲間と多くの事を語り合いました。数時間前まで見ず知らずの人たちと、お互いに刺激しあいながら語り合うのは、初めての経験という人も多かったようです。
中には、「こんなに自分の思いを人に話したのは初めて」と語る生徒もいました。誰かに語ることは勇気のいることですが、それが自分の殻を破る第一歩となります。留学に向けて、素晴らしいスタートを切ることができました。
たった半日という短い時間でしたが、仲間同士で語り合うことで自分の内面を見つめ直し、「なぜ自分にとって留学が大切なのか」を真剣に考える機会となりました。本音をぶつけ合った仲間としてトビタテ生の絆が一気に深まったように思います。
これからが本番!留学で様々なことを経験し、大きく成長して帰ってくることを願っています。
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