留学大図鑑 留学大図鑑

江口優斗

出身・在学高校:
同志社香里高等学校
出身・在学校:
同志社大学
出身・在学学部学科:
法学部政治学科
在籍企業・組織:

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最終更新日:2024年09月13日 初回執筆日:2024年09月13日

オンラインでは学べない脱プラを学ぶ

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • International language academy of Canada Vancouver校(通称:ILAC)
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
22日間
総費用:
650,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

当時、使い捨てプラスチックの廃止を政府が政策の1つとして先進的に取り組んでいたカナダで、この政策の影響がカナダの企業や国民にどのような影響を与えているのかを学んだ。実際には、平日の日中には語学学校に行って世界の共通言語である英語を学び、放課後や休日にはホストファミリーにインタビューしたり、バンクーバー市内にある大学やスーパーマーケットに行ったりし、どういう取り組みが具体的に行われているのかを調査した。そこで、日本とカナダ国民の間には環境問題に対する意識の差があることを実感し、政策や政治そのものが国民に与える影響の大きさを実感することができた。

留学の動機

小学生の時から続けていた地元のゴミ拾いなどのボランティア活動を通してゴミ問題の深刻さを体感する機会がいくつかあった。また、ニュースでEUやカナダでは「脱プラ」の動きが加速していることも知った。これらの経験から興味があるゴミ問題と政治分野を融合し、ゴミ問題における政治が国民に与える影響を学ぶためにカナダに留学することを決意した。

成果

カナダ政府の脱使い捨てプラスチック政策が国民の環境に対する意識改革につながっていることが分かった。人口や政治体制、文化慣習が大きく違うカナダで行われている政策がそのまま日本に輸入できるとは思えないが、良いところや模倣できるところは積極的に取り入れていく必要があると感じた。また、環境問題に限らず、政府や地方自治体が行う政策が国民の意識に大きく影響を与えることを実感した。

ついた力

失敗を恐れず自発的に行動する力

語学学校の初日は中南米出身の留学生が多いクラスでなかなかなじめなかったが、2日目以降はアニメの話や自分が持ってきた日本のお菓子の話などをするようにし、積極的に喋る努力をするなどして放課後やSNSでも話せる友達を増やすことができた。また、メールやSNSでインタビューの依頼をするアポイントメントをとるなどの努力もできた。これらから、行動しなければ何も始まらないということを強く実感した。

今後の展望

大学に進学後、高校までとは違い、大学やトビタテコミュニティで様々な人生やキャリアを歩んでいる人と出会い、いろいろな選択肢や可能性があることを実感している。まだ、具体的な進路は決まっていないが、これからも自分の興味や好奇心を大切にして自発的に行動し、たくさん挑戦していきたい。

留学スケジュール

2022年
7月~
2022年
8月

カナダ(バンクーバー)

【生活】
私は、留学中ホームステイで生活していました。ホストファミリーは父母に中学生のブラザーが1人いました。(あともう2人ホストブラザーがいましたが、大学生だったので2人で暮らしていて、休みの日だけ帰ってきていました。)また、そのホームステイ先はたくさんの留学生を受け入れている家庭ということもあり、留学生が私含めて7人も住んでいました!もちろん生活リズムがそれぞれ違うため、うるさくて寝れないなどの問題もありましたが、夕食後にみんなと話したり、それぞれの国のトランプのゲームで遊んだりするのがとても楽しかったのが良い思い出です。
【活動】
平日の日中は、語学学校に行って英語力向上に努めました。英語の文法を英語で学ぶという不思議な体験ができました。この学校生活で英語が非ネイティブの世界中から集まった留学生と仲良くなり、楽しみながら留学期間を乗り越えることができました。今でも、野球やサッカーの国際大会が開かれるたびにInstagrmで連絡を取り合っています!そのため、留学中はもちろん帰国してからも机上での学習に囚われない英語を学べています!(帰国した今でも時々スラングが分からず、インターネットで調べてから返信しています笑)
放課後や土日、祝日などは公共施設に行ってゴミの分別方法について調べたり、スーパーマーケットやファーストフード店などでの取り組みを調査したり、ホストファミリーにインタビューしたりなどして環境問題への取り組みを調べました。
私がこの活動で1番面白かった体験は、バンクーバーにある"East West Markets"で購入した「アダルトビデオ」と書かれたバックの取り組みについてです。この鞄は、どうすればレジ袋を削減できるのかと考えた結果いきついたものです。そもそもの提供される袋を持ち歩きたくないものにすれば、お客様自身がマイバッグを持参してくれるだろうという答えになったそうです。このお店でマイバックを忘れるとこの鞄を買うしか手立てはなく、しかも10カナダドル(当時の日本円で約1100円)もしました。絶対買いたくないですよね笑。
調査活動については、留学の2週間前からスーパーマーケットにインタビューの依頼をして準備をしましたが、断られたり、返信が無かったりすることも多々ありました。調査依頼は複数先の選択肢を用意して、事前に連絡しておくことをお勧めします!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

「アダルトビデオ」と書かれた持ち歩きたくないバック
映像で視覚的に分別方法が分かるゴミ箱@バンクーバー国際空港
学校であのお菓子の論争をしました!話の主導権を握れてオススメ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

やはり、留学中にお世話になったホストファミリーや友達にはとても感謝しています。
今ではSNS上だけでのつながりですが、もう一度カナダに行きたいのはもちろん、そこで出会った友達のルーツのある韓国、台湾、タイ、ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリ、イタリア、フランス、ベルギー全部に行ってみたいなと思いました!

お世話になった人にメッセージを書いてもらったカナダ国旗
語学学校のクラスメイト

家族に説得!

  • 周囲の説得 : 家族

金銭面や高校生での留学に親は大反対でした。また、当時はコロナ禍で世間的にも海外への渡航なんてもってのほかという雰囲気でした。
しかし、文部科学省や日本学生支援をはじめ、日本の名だたる企業がスポンサーとしてバックグラウンドにある「トビタテ」の派遣留学生に採用していただくことで、資金面だけでなく、親に私の留学がしたという本気度を伝えることができ、留学する機会をいただくことができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、費用や治安などの色々な不安があり、ハードルが高いという意見も分かります。しかし、それらはトビタテの様な奨学金や渡航する国や地域などを探し、自分に合ったところを選べば解消されることも多いと思います。少しでも、留学をしたいと思うなら是非行動に移して欲しいです!新しい自分の姿を発見できると思います!