2023.10.11

拠点形成支援事業について

高校生のグローバル人材の育成に取り組む留学モデル拠点地域を全国に作るためにスタートした「拠点形成支援事業」についてのご案内と、2023年度採択地域をお知らせします。

拠点形成支援事業とは?

 

拠点形成支援事業とは、高等学校段階からグローバル人材育成に取り組む留学モデル拠点地域を全国に作り、地域の将来をリードし得るイノベーティブなグローバル人材育成のため、地域課題等を自分事として捉え、海外留学を通じて探究する人材を、地域において育成することを目的とした事業です。

 

地域の産学官が協働し、「グローバル」な視点をもって「ローカル」(地域)の発展に貢献する、高校生等のグローバル探究リーダーを応援します。

 

 

 

 

 

1.プログラム内容

・各地域において、地域の活性化に資すると思われる独自のテーマを設定し、テーマに即したオリエンテーションと海外留学を組み合わせたプログラムを設計

 

2.派遣留学生の人数

・年間最大50名程度(地域によって異なる)

 

3.派遣留学生への支援内容

・奨学金、留学準備金(新・日本代表プログラムの高校生等対象と同一)

 

4.派遣留学生の要件

・新・日本代表プログラムの高校生等対象の「派遣留学生の要件」を満たす生徒。

なお、高校生等対象に応募する場合、同時期に重複して、各県が募集する拠点形成支援事業のプログラムに応募の申請をすることはできません。

・その他、各地域が独自に設定する要件(例:地域の発展に貢献することを希望する人材等)を満たす生徒等。

※各地域の募集要項を参照のこと

 

5.実施時期

・実施時期は各地域によって異なりますので、各地域協議会へお問い合わせください。

 


 

【地域関係者向け】

 

地域事業の採択について

本事業では、地域の企業・経済団体、地方公共団体、高等学校、高等教育機関、その他高等教育段階からのグローバル人材育成に関心を持つ団体等が「地域協議会」を設立し、プログラムの設計、その実施のために必要となる体制の整備及び資金の確保を行い、将来的に持続性のある事業の構築を目指しています。

機構は、地域が確保する資金の規模に応じて、資金のマッチング支援(奨学金等及び運営経費の一部)を行います。そのため、地域の採択は機構が行いますが、生徒等は、採択された各地域プログラムへ応募し、各地域によって選考・採用される仕組みとなります。

 

 

2023年度地域の採択結果について

(2023年10月11日)採択地域が決定いたしました。(計3地域)

 

滋賀県「未来を描け! 滋賀の海外留学応援プログラム」

静岡県「ふじのくにグローバル人材育成事業」

石川県「いしかわ高校生グローバル人材育成推進事業(仮称)」

 

全国3の地域で、これから各地域の特長を踏まえたプログラムを運営します。

募集内容の詳細は、これから各地域事業の専用ページ、および各地域協議会のホームページでご覧ください(現在準備中)。