留学内容
自分のネットワークを広げ、将来のビジネスチャンスを掴む。そして、世界中から集まる優秀な人材と意見を交わし、自分のビジネスの可能性を探る。もともと魚料理をはじめとした和食全般に興味があって、欧州における和食ビジネスを探りたかった。
留学中はヨーロッパ中をあちこち飛び回り、実際に和食がどのように受け取られ発展しているのかを調査し、自分の考えていた内容とは異なる様子を感じ取った。つまり、大衆から求められている日本食は日本の和食ではないということだ。ローカライズせずにビジネスをしても、ビジネス上手な日本人以外に負けるしかない。現地のニーズをきちんと把握し、そのニーズに沿った和食を届けることこそ成功と言えるのかもしれない。生鮮食品の流通卸売のインターンシップでも現地に必要とされているものを考え、新たな商品を提案し仕入れたところ売れた。
「日本の魚を世界に発信したい!」そう考えていたのだが、留学を経て私のビジネスアイディアは変わった。現地のニーズにもっと合わせていきたいと考えるようになったからだ。