留学内容
ポルトガルのポルト大学薬学部に在籍し、大学の講座で薬学生がどのような教育を受けているのかを学ぶとともに、薬局で実習を行うことで薬剤師の役割や重要性について学んだ。
最終更新日:2020年11月09日 初回執筆日:2020年11月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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ポルトガル語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
ポルトガルのポルト大学薬学部に在籍し、大学の講座で薬学生がどのような教育を受けているのかを学ぶとともに、薬局で実習を行うことで薬剤師の役割や重要性について学んだ。
大学で薬剤師について勉強するうちに、日本での薬剤師の役割や在り方が外国のそれとは違うことを知り、どうしてそのような違いが生じるのかを学びたい、また薬剤師が専門性を発揮できる環境を作りたいと思うようになりました。また小さい頃から留学をしたいという気持ちがあったこと、自由に時間が使えるのは大学生のうちしかないと聞いていたことから、1年間休学をして留学する決意をしました。
ポルトガルの薬学生は薬学の専門知識を学ぶだけでなく、プレゼン能力や問題解決能力を磨き、臨床現場で即戦力となる薬剤師の育成に力を入れていました。また薬局実習を通して、患者が薬剤師をとても頼りにしていること、薬局に対してとても親しみを持っており、地域住民の拠り所であることを学びました。
思い切り力
留学前は何か聞きたいことがあっても、遠慮したり、タイミングを上手く掴めなかったりして、結局は自分で調べて解決することが多かった為、必要以上に時間を取られることが多くありました。しかし、海外では分からないことや、自分で解決できないことが多くあった為、疑問が生じた時は直ぐに質問をしてクリアにするようにしていたことから、ネガティブに考えずに思い切って質問をし、行動する力を身につけることが出来ました。
将来は薬剤師として働きたいと思っています。そこで留学を通して学んだことを職場で実践し、周囲の医療従事者の意識から変えていくことで、薬剤師がより専門性を発揮できる環境作りを行いたいと思っています。
2019年
1月~
2020年
2月
ポルトガルのポルト大学に在籍していました。留学の前半は大学の講座に参加し、薬学生がどのような教育を受けているのかを学びました。色々な学年の講座に参加していたので、幅広く薬学生の友達を作ることが出来ました。また授業の入ってない時間はポルトガル語講座に参加し語学力を磨いたり、友達と勉強をしたり、できるだけ有意義に時間を使えるよう努めていました。留学の後半は薬局実習を行い、薬剤師の役割や重要性について学びました。薬局での一日は医薬品の受け取り・登録・整理から始まり、処方薬の調剤、また血圧測定やワクチンの投与など、多岐にわたり、気付いたら夕方になってることが多く、非常に充実した日々を過ごしていました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私は留学中にポルトガル語講座に通っていました。その講座を通して、色々な国の人と友達になることができ、交流の輪を広げることが出来ました。また休日には一緒に集まって、ポルトガル語で話したり、ポルトガルのイベントに参加したりと、一人では出来なかったこと、知らなかったことを経験でき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。今でもメールのやりとりが続いており、みんなはかけがえのない大切な友達です!!
留学先に選んだ大学と日本で在籍している大学間に提携がなかったため、留学先の大学にメールで受け入れのお願いをしましたが、「提携がないため受け入れできない」と返信がありました。しかし、ポルト大学のカリキュラムでどうしても学びたいことがあり、その旨を何度もメールで伝えました。諦めずに1年間の交渉した結果、やっと受け入れの許可を頂くことが出来ました。何かやり遂げたい事があるときは、諦めずに行動することが大事であると学びました。
ポルトガルに留学した、そのほかの先輩たち