留学内容
基本的に午前中は月曜から土曜日までがロシア語であり、午後は全て国際法の授業に出席した。そのため、休日というのは日曜日しかなかったが、融通のきく授業だったため、午後は実際に現地の企業などを訪問し、ビジネス上の法律問題について調査研究を行った。インターンシップは私の留学の中で大きな比重を占めた。民間の利益にコミットした法律を学びたかった為、いくつかの会社に応募し、結果として現地の宇宙関連企業と、当地での万博2017に海外募集枠として採用され、インターンを行った。宇宙関連企業はKazAeroSpaceという民間最大手の企業であったが、カザフスタンはバイコヌール基地を抱え、ロケットの打ち上げも盛んであるし、今後顕在化される宇宙の重要性を学ぶ非常に良い機会と感じ、これを志望した。その内容は非常に実践的かつ専門的であり、民間の宇宙関連企業間アソシエーションの定款作成・改変と、MTCR(ミサイル技術管理レジーム)に将来カザフスタンが加盟することの国内経済に与える影響のリサーチを行った。万博の活動についてはインターネットに取材して頂いた記事があるので、是非そちらを参照して頂きたいが、文化イベントの企画をはじめ、Congress Centreという国連等の国際組織がConferenceを行う会場のレセプションで業務に携わった。