留学内容
肌に張り付けて使えるウェアラブルデバイスの実現を目指し、世界最先端のプラスチック材料の分析技術を学びに行きました。近年スポーツ業界の発展や高齢化社会への注目に伴い、生体情報のリアルタイムでの管理を可能とするウェアラブルデバイスへの注目が集められています。この様なデバイスは従来デバイス材料に用いられてきた金属をプラスチックに代替することで実現出来るといわれていますが、この場合プラスチックが大気中の水蒸気を通してしまい、デバイスが破損してしまいます。そのため私は水蒸気をバリアするプラスチックの研究を行っています。この研究には材料分析技術が重要となるため、世界最先端の材料分析技術を有する研究室に留学し、文献調査や研究ミーティングを通して世界有数の分析装置の仕組みや組み立て方について学ぶことが出来ました。