留学内容
アメリカミネソタ州で初等教育×美術教育×英語教育の3つを軸に教育実践をした。交換留学先のミネソタ大学で講義を受ける一方,ボランティアとしていくつかの施設で教育実践をした。
①初等 交換留学先の大学では「初等教育入門」の授業で教師を目指す若者とともに学んだ。アメリカの教育問題や異文化について,毎回新しいトピックについて話し合い,発表しあった。アメリカでは黒人白人の機会の平等や,子供の貧困が問題になり,場所が違えば教育の抱える問題も日本と違うのだと新鮮だった。授業外では,地元の小学校の体育の時間や美術の時間にボランティアとして補助や特別講師をした。子供たちの生き生きした目はどこにいっても同じだと感じうれしかった。
②英語 大学では「ESL」の授業で留学生のクラスメートと英語学習者として英語の授業を受ける一方で,「TESOL」の授業で非英語母語者に英語を教える技法についてアメリカ人と学んだ。授業外でもアフリカからの難民ソマリア人の英語教育機関でボランティアとして英語を教えた。英語学習者である教師として,ネイティブとは違った関わり方ができることを知った。
③美術 大学では「絵画」の授業をとり,美術の基礎を徹底的に学んだ。クラスメートには美術専攻のアーティストや,美術の教師を目指す二次の母や仕事を定年退職して第二の人生を歩む香港人の女性など様々な目的で授業を受けている人がいた。