留学内容
私は日本の大学で英語教育について勉強する中で、中学生がどうやってスピーキングの力を伸ばせるのかについて日々疑問を持っていた。その原因について、言語学や言語習得の視点から明らかにしていこうと考え、交換留学協定校であるアメリカ・アラバマ大学への留学を決めた。アラバマ大学では言語学やコミュニケーション学、言語人類学、第二言語習得学など様々な観点から言語について学び、それらの授業のリーディング課題や現地の学生とのディスカッションなどを通して専門の英語教育・言語教育について考えを深めた。またTESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages) 専攻の大学院生向けの授業にも聴講生として2学期間参加させていただき、外国語としての英語指導法をたくさん知ったり、クラスの大学院生と英語教育についてディスカッションを通して問題解決策を話し合ったりした。さらにその授業の一環としてアラバマ大学付属の語学施設で行われている英語の授業を観察させてもらい、実際にどのようにそれらの指導法が使われているのかも見ることができた。