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Miku

出身・在学高校:
北海道登別明日中等教育学校
出身・在学校:
お茶の水女子大学
出身・在学学部学科:
文教育学部言語文化学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月04日 初回執筆日:2018年10月04日

ルーマニアにフレグランス留学

留学テーマ・分野:
フレグランス
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブカレスト大学哲学部ユネスコ学科異文化間コミュニケーション・コース
  • ルーマニア
  • ブカレスト
留学期間:
11ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,570,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<英検準1級、IELTS6.5> ネイティブレベル<英検準1級、IELTS6.5>

留学内容

「調香師の夢を追ってルーマニアへ、香りの文化を学ぶ」
ブカレスト大学ユネスコ学科で修士課程生としてルーマニアの言語文化を学んだ。現地の高級香水企業でのインターンシップを通して香り文化に触れた。香料業界でのキャリアスタートを実現するために、留学中にフランス・パリに3度渡航して就職活動・面接を行なった。日本では情報も人脈もほぼ皆無だったが、主体的に行動を起こし続けることで人との出逢いに恵まれ、自分の進むべき道が見えた。
様々な体験と異文化生活を通して人間的にも成長させてもらい、夢を諦めずに学び続けたいという気持ちが強くなった。

留学の動機

調香師になりたいという10歳からの夢を叶えるためにお茶の水女子大学に入学したが、3年生の春に卒業後の進路を考えモナトリアムとして留学することを決意した。学術的にはユネスコの講義を受けること、将来的には夢に近づくために香り文化を学ぶこと、の両方が可能な国を探して大学間提携のあるルーマニア・ブカレスト大学に行き着いた。

成果

ルーマニアの高級香水企業でインターンシップをし、フランスで就職活と面接を経験した。先進国ではないこと、強い信仰心を持った国民の生活文化に戸惑いながらも現地の言語文化を必死に学んだ。フレグランス消費国のルーマニアだけでは自分の夢には十分に近づけないと悟り、フランスにある世界的香料企業にアポイントメントをとり渡航して就職面接を行なった。

ついた力

適応力

家族、友人、祖国から離れての生活は上京した時以上に異文化生活だった。
ルーマニアでの生活、ルーマニア人との人間関係、異なる国籍のヨーロッパ人との接し方や香料業界への飛び込み、全てが初めてのことだった。異なる文化と人の中に飛び込み学び続けたことで適応力がついた。
回数を重ねるごとにより短期間で新しい環境に適応できるようになっていく自分を実感した。

今後の展望

アドバイス通りにフランスで調香師の専門教育を受けたい。調香師になるという夢を追求していきたい。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
8月

ルーマニア(ブカレスト)

ブカレスト大学ユネスコ学科で修士課程生としてルーマニアの言語文化を学んだ。
大学寮でルームメイトと2人1部屋で住んでいた。
現地の高級香水企業でのインターンシップを通して香り文化に触れた。
香料業界でのキャリアスタートを実現するために、留学中にフランス・パリに3度渡航して就職活動・面接を行なった。日本では情報も人脈もほぼ皆無だったが、主体的に行動を起こし続けることで人との出逢いに恵まれた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

8,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:外国渡航費・滞在費・書籍購入

972,000 円

2セメスター通ったブカレスト大学哲学部の小さなキャンパス
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

8,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:外国渡航費・滞在費・書籍購入

972,000 円

スペシャルエピソード

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

パフューマー(調香師)になる!
日本では知名度も需要もなく本場フランスでも長い道のりだと確信した。
才能と努力の両方が必要とされる職業で険しい道のりであることは明らかなのだが留学を通して自分の進みたい道は間違いなくコレだ、と再認識した。
諦めたら可能性はゼロ、突き詰めても叶うかどうかわからないのなら後悔しないように自分の納得がいくまで、燃え尽きるまで夢に情熱を注ぎ続けたい。一度きりの人生なら思いっきりやりたいことを追求したい。

ムエットを使ったトレーニング

日常生活での実践を通して学ぶ

  • 語学力 : その他の言語

日本では語学教本が数冊しかなく発行年も古い。文法や語彙も網羅されていなかったが、英語に不自由がなく仏語は1ヶ月間の語学研修経験があったこと、ルーマニア語はロマンシュ語系であったため多少理解することはできたが語彙の40%がスラブ語であるため学ぶ必要があった。
英語話者のための教本を現地の本屋で見つけて文法や語彙を学んだ。インターンシップ先での接客やクラスメイトとの会話を通して自発的に言語文化の学習に努めた。

留学を勧める・勧めない理由

留学をしたくない人に留学は勧めない。私は3年の春まで留学を拒否していた(が情報は拒絶せず目を通していた)。
留学をしたいと思っている人には事前準備を入念にすることを勧めたい。語学、生活、現地情報などあらゆる情報を集めて不安要素は自分で解決しておくとより多くの学びがあると思う。自分はそうだった。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学という決断をしてよかった、と思えるような充実した留学生活を送って欲しい。
為せば成る、為さねば成らぬ何事も。辛く苦しいこともそれを経験できることに感謝して小さな幸せと喜びを大切にして毎日を過ごしていればチャンスはきっと巡ってくる。
今日はいい日、毎朝自分に唱えよう!