留学内容
留学全体のテーマはアメリカで最先端のモバイル通信技術を学ぶことである。全体で1年間の計画で、最初9か月で交換留学を行い、大学院レベルの高度な講義を受講した。残り3か月は無線通信、IoT関連の研究室で研究活動を行い、研究という側面から専門性を磨いた。結果として、専門的な内容を英語でディスカッションしたり論文を書いたりといった語学面や、専門性、受け入れ先研究室を見つける過程での交渉力など多くのものを得ることができたと感じている。
最終更新日:2018年10月31日 初回執筆日:2018年10月31日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 945点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 980点> |
留学全体のテーマはアメリカで最先端のモバイル通信技術を学ぶことである。全体で1年間の計画で、最初9か月で交換留学を行い、大学院レベルの高度な講義を受講した。残り3か月は無線通信、IoT関連の研究室で研究活動を行い、研究という側面から専門性を磨いた。結果として、専門的な内容を英語でディスカッションしたり論文を書いたりといった語学面や、専門性、受け入れ先研究室を見つける過程での交渉力など多くのものを得ることができたと感じている。
カンボジアの農村部を旅行した際に、普段当たり前に使っているスマートフォンがつながらず不便な思いをしたとともに、通信インフラの重要性を実感した。その経験からどこでもインターネットにつなげられるような世界を実現したいと考えるようになった。多くのIT企業があるアメリカで最先端の無線技術を学び、途上国に日本の通信インフラを輸出したいと思い、留学を決意した。
留学の成果としては、高度な専門知識の獲得と、交渉力である。大学院生ということもあり、難易度の高い講義の受講や、研究室での研究活動により、専門性を磨くことができたと感じる。交渉力については、受け入れ先研究室をそれまでのコネがなかった状態から何度も諦めずに訪問することで、見つけた経験から身についたと考える。
決して諦めない力
受け入れ先の研究室を探すのに大変苦労した際に交渉力が身についたと感じる。教授のもとを訪問する機会を頂いたが、短期間であることから受け入れに乗り気ではない様子であった。これまでの研究成果をプレゼンしたり、これから取り組んでいきたいテーマの先行研究等を資料に纏めたりして、やる気と成果を出す能力があることをアピールした。最終的には、そこまで言うならと受け入れに同意してもらえた。
今後は留学で培った専門知識を生かして、修士論文をより充実させることに尽力したい。卒業後は、通信キャリア等から新興国のモバイル通信インフラの整備協力等の活動を行いたい。
2017年
8月~
2018年
8月
アリゾナ州立大学では、交換留学生として主に4年生や大学院生向けの情報工学や電気工学といったIT関連の専門科目を受講した。特に専門の無線の伝搬といった通信工学やそれを支えるネットワーク関連の講義を受講した。また、一科目だけではあるが、世界的に著名なIT企業を多く輩出する米国式の起業家精神を学ぶために、入門的な起業家精神の講義も受講した。アメリカの大学らしく、毎回の講義で課題が課され、チームを組んでのプロジェクトベースの課題も多くあった。日本の大学の座学形式よりも、実験等を通じて、実践的なスキルを体得できるものが多くあったと感じる。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
雄大な自然を見ていると、自分が今悩んでいることがちっぽけなものに感じて、大したことないんだなというふうに気分をリセットできた。
トビタテの実践活動として、アリゾナ州立大学での研究活動を行ったが、受け入れ先の研究室を探すのに大変苦労した。アメリカの大学では、研究室は博士課程の学生が多く、長期間研究室で研究することになる。私は3か月の研究を希望していたため、比較的短期間で成果が出る見込みが少ないと受け取られたのだと思うが、教授のもとを訪問する機会を頂いたが、受け入れに乗り気ではない様子であった。このままあきらめるのは嫌だったので、これまでの研究成果をプレゼンしたり、これから取り組んでいきたいテーマの先行研究等を資料に纏めたりして、やる気と成果を出せる能力があることをアピールした。最終的には、そこまで言うならと受け入れに同意してもらえた。このように、一度断られてもやる気をアピールする手段は多くあると思うので、あきらめずにチャレンジすることの重要性を感じた。
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