留学内容
タイのコンケン大学、環境工学部へ10ヶ月留学しました。
①産業排水処理の研究補助
②高効率かつ小面積で処理が可能なDown-flow hanging sponge (DHS) リアクターを用いた下水処理に関する研究
③浄水処理に関する調査研究
を行いました。
留学先で水処理に関する3つのテーマ(産業排水処理、下水処理、浄水処理)について学ぶことで自分が水処理の分野の中でも何を勉強したいか、を見つけることができました。
最終更新日:2020年06月09日 初回執筆日:2020年06月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC320> | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC550> |
タイのコンケン大学、環境工学部へ10ヶ月留学しました。
①産業排水処理の研究補助
②高効率かつ小面積で処理が可能なDown-flow hanging sponge (DHS) リアクターを用いた下水処理に関する研究
③浄水処理に関する調査研究
を行いました。
留学先で水処理に関する3つのテーマ(産業排水処理、下水処理、浄水処理)について学ぶことで自分が水処理の分野の中でも何を勉強したいか、を見つけることができました。
私は、将来は発展途上国へ安全な水を供給できる技術者になりたいと考えています。しかし、私は「途上国」と呼ばれる国へ行ったことはなく、途上国の水処理、水環境の現状を全く知りませんでした。そこで、タイへ留学し、水処理に関する研究活動を通して途上国の水処理、水環境の現状を学びました
タイの環境悪化が処理方法の問題だけではないことに気づかされました。たとえ先進国の優れた技術を導入してもそれを維持するだけの技術者不足の問題や、政策としての優先度、市民からの理解が得られるかなどの問題もありました。これらを踏まえ、改めて環境教育、人材育成の重要性を感じました。
これらに気づけたことが大きな成果です。
諦めずに戦う力
留学前や留学中は、自分の意見を1度言って理解してもらえない、と理解してもらうことを諦めていました。しかし、留学中の研究活動を通して相手に理解してもらえないのではなく、理解してもらうことを諦めている自分に気づくことができました。この経験から1度否定されても諦めずに戦う力を身につけました。
留学中に、自分が水処理の中でも特に浄水処理について学びたい、と気づくことができました。今後は、東南アジア、アフリカを対象に浄水処理に関する研究活動を行なっていく予定です。また日本から見た発展途上国の水環境だけでなく他の国(発展途上国、先進国を含む)から見た発展途上国の水環境についても学びたいと思ったので、海外の大学院進学も視野に入れて研究、勉強を行っています。
2017年
6月~
2018年
3月
タイのコンケン大学の環境工学部タイ人学生と共に、高効率かつ小面積で処理が可能なDown-flow hanging sponge (DHS) リアクターを用いた下水処理の実証実験を行いました。1週間に一度、簡易的な水質項目の測定(pHなど)、1ヶ月に1度水質分析(BODなど)を行いました。一番初めの実験では薬品などの専門の英語がわからず、実験についていけませんでしたが、専門用語の英語を勉強するきっかけになりました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私は留学前、自分にとっての「普通」が世の中の「普通」だと思っていました。しかし、留学では「普通」が「普通」ではないことに気づかせてくれます。
タイで生活する中で、自分の中の「普通」が少しずつ生活に馴染まなくなっていくのを感じていた。タイでは相手の「普通」も日本とは劇的に違いました。友達との距離感、目標に向かって努力する姿勢、恋愛など、そこまでやるのと思うような出来事もたくさんありました。特に、友達との距離感が近すぎて時々イライラすることもありました。しかし、その中で自分の普通が変化して行き、また相手の普通を受け入れ始めることができるようになりました。
タイに留学してすぐ、私はタイ語を話すことができなかったので買い物やご飯を食べることに苦労しました。英語を話しても、日本訛りの英語が通じず、また私自身の英語力が低くいため、タイ訛りの英語も理解するのが大変でした。そんな時に役に立ったのがgoogle翻訳でした。google翻訳の訳は完璧ではないので時々理解し難いですが雰囲気で理解できます。もし、留学するのに語学に不安があるなら、google翻訳を活用することをオススメします。