留学大図鑑 留学大図鑑


最終更新日:2018年10月31日 初回執筆日:2018年10月31日

ITの聖地にてプログラミングを学ぶ!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンフランシスコ州立大学 Computer Science専攻
  • アメリカ合衆国
  • サンフランシスコ
留学期間:
12ヶ月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,000,000円
  • 大学独自のもの 500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

9ヶ月間San Francisco State Universityにて Computer Scienceの授業を中心に勉強し、プログラミングの基礎知識を学習したのちに、残りの3ヶ月間をインターンシップにてWeb開発を実践的に行い、プログラミングを活用しての経験を積んだ。
その他にも、meetupなどで勉強会やエンジニア交流会に参加したり、知り合った社員さんのエスコートによってIT企業への訪問をさせていただいたりといったこともした。

留学の動機

安易な考えかもしれませんが、情報工学を勉強していたのでその世界のトップである場所に実際にいってみて自分の目で様子を見てみたいといった興味が一番大きな原動力でした。専門性がまだない学部生でしたので、大学院生になって研究留学をするまで待ってみようかとも迷いましたが、自分が行きたいと思った時期を逃したくなかったので、今行こう。と決意し留学することにしました。

成果

サンフランシスコはものすごいスピードで起業、開発、実践がされている都市であるといことを肌で感じられる活気のある都市でした。
その中で自分もチームを組んでiPhoneのアプリを友人と作成したりゲームを作成したのはとても刺激があって自分の実力にもなりました。

ついた力

忍耐力と女子力

とにかく課題が多かったので、終わらせるのが大変でとても多くの時間と労力を要しました。しかし、これをやりにわざわざ準備をしてはるばる日本からやってきたんだと自分に言い聞かせ、必死に取り組んでいました。
また、食事、掃除、洗濯や携帯や銀行の契約など身の回りのことを自分でやらざるを得ない環境にいたので、自然と女子力は身についたと思います(笑)

今後の展望

留学を経てまだまだ自分が未熟であると痛感させられたり、1年の留学では物足りないと感じたので、大学院の進学をアメリカでしたいと考えるようになりました。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
5月

アメリカ合衆国(サンフランシスコ)

授業のスピードや、英語でのやりとりにはじめはついていけずに苦労しましたが、だんだんと友人もできるようになり、周りからの助けもあってなんとか授業もこなせるようになりました。
写真にハマり、カメラを毎日持ち歩くようになったり、ギターを始めて、友達に教えてもらうようになったりと、新しいことに挑戦して、趣味の幅や交友関係も広がっていきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

60,000 円

何度も訪れたサンフランシスコのシンボル
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

60,000 円

2018年
6月~
2018年
8月

アメリカ合衆国(クパチーノ)

自分のプログラミングの実践の場として3ヶ月間web開発者としてインターンシップを行いました。自分の実力のなさを痛感させられる日々でしたが、実際に技術を活用する機会をいただけたのはとてもよかったと思います。学校の授業と違った大変さを経験しましたが、周りの環境にも恵まれ、充実した生活を送れていました。
留学後半になると、あっという間に時間がすぎてしまい、残り時間がわずかしかない状況に焦りをいつも感じていましたが、積極的に自分ができることをやろうと意気込み、企業訪問やエンジニアの交流会への参加を頻繁にしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

60,000 円

企業訪問させていただいたGoogle本社
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

シリコンバレーを南北に走るCaltrainという鉄道の中では、Google, Facebook,AppleといったIT企業への通勤手段として毎日多くのプログラマーが利用しています。席に座っている乗客が皆揃ってパソコンを開いて、カタカタと素早いタイピングでコーディングをしていた光景はとても印象的で、自分もいつかこんな風になってみたいなあと思わせてくれる刺激のある世界でした。

Caltrainの外観 2階建の大きな車両
ずらりと並ぶ座席はPCを膝に乗せたエンジニアで埋め尽くされる

衝撃的すぎるサンフランシスコの家賃事情

  • 住まい探し : ホームステイ

今やサンフランシスコはニューヨークを越してアメリカ内で一番家賃が高い都市と言われています。自分がシェアハウスで暮らしていた家賃はなんと毎月13万円ほどで、与えられた自分専用のスペースは6畳ほどの部屋1つのみです...(キッチン、トイレ、シャワーは共有でも高額な家賃...)
さすがにこれでは出費が多すぎる、ということで留学の後半は、仲良くなった友人にお願いしてその子の家でホームステイさせてもらうことになりました。ラッキーなことにホストファミリーはとても優しく、おうちも広く、かわいい犬がいて、家賃も抑えられ、とても楽しくあたたかい生活を送ることができました。
留学中の家探しはとても大変だと思いますが、やはり家というものは大半の時間を過ごす場所であるので、場所や雰囲気が自分にあったものが見つけられると、無駄なストレスなく生活をおくれると思います。

ホームステイ先の愛すべきぶさかわ犬

留学を勧める・勧めない理由

理系の学部生留学というあまり多くないケースでしたので、留学によって卒業が1年遅れてしまうと、将来のキャリアでデメリットになってしまうのではないか、大学院生になってからの研究留学まで待ったほうがいいのではないかといった不安を相談する相手がいなかったので苦労しましたが、振り返ってみると留学をしてよかったと思います。目的を持って、自分が行きたいと思った時に留学できたのはとても良い経験になりました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学への準備は早ければ早いほどいいのと、綿密な計画を立てるほど、留学中の充実度も上がってくると思います。ぜひ、自分がやりたいと思ったことを突き詰めてください!