留学内容
留学が始まって3ヶ月しか経っていないため、計画と結果について暫定でコメントできることはない。
最終更新日:2019年05月15日 初回執筆日:2019年05月15日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEFL93> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
留学が始まって3ヶ月しか経っていないため、計画と結果について暫定でコメントできることはない。
留学を決心したきっかけは、経済学分野においてはアメリカが最先端で有り、また自分が参照する論文のほとんど全てがアメリカでPh.Dを取得した欧米の教授たちによって執筆されていたことから自然と留学を志した。また、その分野・専攻で留学することにした経緯としては、学部と修士課程でお世話になった先生がたは皆海外での研究がありその充実振りを聞いていたことが挙げられる。
留学をして3ヶ月しか経っていないため具体的な成果はまだない。
執筆力
留学をして3ヶ月しか経っていないため、レポートの執筆力のみ向上したと言える。
私が長期的に身を投じたいと考えている分野は構造推定の産業組織論への応用である。とくに純粋な経済学理論、データ分析実証と計量プログラミング手法が他経済学分野と比較して高度なレベルでバランス良く融合しているという意味では、ユーティリティプレイヤーが求められる、と考えている。
2018年
8月~
2021年
7月
現在手がけている研究は「ネットワーク外部性が存在する耐久財市場についての理論と実証」である。ネットワーク外部性とは、特定の財を持っている人が多ければ多いほど消費者の満足度が大きくなる、という財の性質を示している。また、耐久財とは、経済学的な定義では、「購買してからT年間保存が可能な財」を指す。従来の経済学的なモデルでは財をその期間中に消費する「消費財」が実証上扱いやすいこともあり、耐久財の分析に関しては理論的な関心が中心であった。実際、耐久財にかんする消費者行動のメカニズムは、「R・コースの予想」と呼ばれる古典的な問いとして知られており、従来の経済学理論モデルの枠組みでは一定の分析はすでに行われている。一方で、データを使用した実証分析はほとんど手つかずであり、Nevo&Hendel(2013)をはじめ近年やっと耐久財の実証分析モデルが導入され始めたところである
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 100,000 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 100,000 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
留学とは、最先端に近づく手段のひとつである。とくに私の専門とする領域においては、以下の2つの理由が挙げられる。
第一に学術的な理由として、一般的に経済学研究はほぼ全ての分野において、アメリカが最先端であることがあげられる。とくに私の研究分野である産業組織論は世界的に大きな需要があるにもかかわらず、日本ではとても層が薄い。また、純粋理論分野と異なり、産業組織論は相対的に汎用性が高く、国際経済学やマクロ経済学といった他分野との共同研究の重要性が将来的に高くなる分野であるため、この層の厚さの違いは研究の生産性や学習投資にも大きく影響してくる。
加えて、産業組織論は産業界とのコラボレーションが近年とくに増えている分野の一つであり、日本に留まらない世界的な産業界とのコネクションが必要な分野である。実際に、現在若手の経済学研究者としておなじ分野の最前線で活躍する日本人の先輩としてシカゴ大学の伊藤公一郎氏、UCバークレーのKei Kawai氏、イェール大学の伊神満氏、ジョンズホプキンス大学の高橋悠也氏など多数おり、みな米国でのph.dを取得後に企業や政府機関とコラボレーションした研究を続けて、アカデミアにポジションを得ておられる。
博士課程の留学の場合、推薦状を複数用意する必要がある。推薦状を依頼する際にどの学校が自分の関心と合っているかを相談することが重要である。
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