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Ryo

出身・在学高校:
早稲田大学本庄高等学院
出身・在学校:
早稲田大学
出身・在学学部学科:
政治経済学部経済学科
在籍企業・組織:

留学生活や、TOEFL、IELTSなどの英語試験・留学準備に役に立つ情報を提供するブログを運営しております。留学や英語学習で悩みがあれば、是非コメントください!可能な範囲で回答いたします。


最終更新日:2019年03月01日 初回執筆日:2019年03月01日

アメリカのMBAで起業を学ぶ!

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Babson College MBA
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学期間:
21ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

アメリカのバブソン大学のMBAに進学しました。
バブソン大学のMBAは、日本では知名度は高くありませんが、歴代起業分野では全米1位を獲得しており、トヨタの過去のCEOも卒業者の一人です。今後変化の激しくなることが予想されるグローバル社会の中で、英語力だけでなく、自分で道を切り開く「起業家精神」が大切になってくるのではないかと思い、バブソン大学を選びました。

MBAは企業の幹部層を育成することが目的にプログラムであり、学習内容はビジネスに必要な全般知識として、会計、金融、マーケティング、リーダーシップ、統計、オペレーションなどを短期間で学びます。バブソン大学は、これらの一般的な科目に加えて、アントレプレナーシップが必修に加わっているのが特徴です。

私は現在大学院の2年生ですが、仕事の退職・私費留学というリスクを冒してでも、留学に来て本当に良かったと思っています。学校内外での様々なバックグラウンドを持った人たちとの関わり合いの中から、英語力の上達だけでなく、自分の道を生きることの大切さを改めて実感しました。

留学の動機

MBA留学は学生時代からの憧れでしたが、気づけば大学を卒業し、社会人になり、30歳が近づいて来ました。会社のポジションや給料も上がり、このままでは一生留学に行けない、仕事を辞めるというリスクを取れなくなってしまうのではないかと思いました。20台の最後で一大決心をし、長年の憧れでもあったMBA留学に行くことを決心しました。

成果

私にとっては、留学を通じて英語力を大幅にアップできたのは一つの成果です。日本で仕事をしていた際に、英語ができないことから悔しい思いもたくさんしたことがあります。グローバル社会の中で、次のキャリアを築いていけるようなファウンデーションを作ることができました。

ついた力

やりきる力

もともと「やりきる力」はある方だと思いますが、アメリカへの留学で更に磨きがかかったと思います。新しい環境、言葉、生活で毎日がチャレンジの連続でした。最初はスーパーマーケットに行くのも大冒険です。しかし、1日1日、一つ一つの課題を乗り越えて行くしかありません。その過程で、1ヶ月前にはできなかったこと、1年前にはできなかったことが少しづつできるようになっていきました。

今後の展望

卒業後は社会人に戻りますが、より「社会に役に立てること」ができるように、積極的に行動・発信して行けたら良いと思っています。グローバルで活躍できるビジネスマンを目指して精進します。

留学スケジュール

2017年
8月~
2019年
5月

アメリカ合衆国(ボストン)

ボストンの市街地から離れたウェルズリーにあるバブソンカレッジでMBAを学びました。

1年次はかなり忙しく、月から金まで朝8時半から12時半まで授業があり、その後はグループワークをするという毎日です。宿題も多く、一日100ページほどのリーディング課題が毎日出題されます。学校の授業をこなすだけで精一杯の1年で、卒業できるかどうか不安に思っておりましたが、1セメスター残した今では何とかそれなりの成績で卒業できそうで安心しております。

私は大学の寮に住んでおり、買い物は不便ですが、寮に住む同学年のクラスメートと時間を多く過ごし、親密になることができました。特に大学院やMBA留学ですと、授業以外でクラスメートと接する機会があまり多くないため、寮に住むと友達を作る機会も増えるためおすすめです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1年分のリーディング課題(これに加え、教科書も)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

留学中、インド、中国、メキシコ、フランスに旅行に行きました。やはりどの国に旅行に行っても日本と色々と比較してしまうのが人間です。色々な国に行ってわかるのは、日本は本当に生活がしやすい国だということです。日本以上に綺麗で、公共の施設が整っている国は世界を見ても本当にありません。日本はサービスのレベルも高く、食べ物が安くて美味しいです。このことは多くの留学経験者や海外在住者も言っていることだと思いますが、実際に海外で暮らしてみるまで実感がありませんでした。

インドにて。電車の踏切で止まらないドライバー達

仕事の退職と共に結婚

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

私は社会人、30歳手前で仕事を退職しての私費留学でしたので、その頃付き合っていた彼女との関係がどうなるのか心配でした。仕事を辞め、2年間学生に戻り海外に行ってしまうという自分勝手な私を彼女は応援してくれました。

こんな人には二度と出会わないのではないかと確信し(もちろん勇気は入りましたが)退職と同時に結婚をしました。留学時には彼女も仕事を辞め、2人でアメリカで生活をしています。2人であれば、どんな困難も乗り切れると信じています。

スペイン、バルセロナでウエディング写真

英語がわからないチームワーク

  • 語学力 : 英語

MBAでは多くのグループワークがあり、グループでの発言・パティペーションが求められます。私の問題は、最初本場の英語に慣れておらず、チームメンバーが言っていることが殆どの理解できないことでした。

私は、何とかディスカッションに貢献するため、自分のアイディアをプレゼンテーションにまとめ、アイディア出しのミーティングで手を上げて拙い英語で発表しました。チームメンバーは私のアイディアを気に入ってくれ、私のアイディアが採用されました!その後のディスカッションはもちろんあまり理解できませんでしたが・・・。メンバーは自分を評価し、認めてくれた瞬間でもあったと思います。

難しい状況にいても、解決策はたくさんあるということを学びました。

セメスター1の最終グループワークの後に

留学前にやっておけばよかったこと

特に、英語のリスニング力を極限まで上げて行くべきでした。TOEFLの必要スコアをクリアして満足するのではなく、ネイティブの日常会話や授業の英語に問題なくついていける英語力があれば、この2年間の留学生活をより楽しめたのではないかと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学をしてみたいという気持ちが少しでもあれば、「一度やってみる」のが良いと思います。失うものもあるかと思いますが、得られるものもたくさんあります。目標や夢である留学を達成するのも、しないのも自分次第、達成した留学を、困難は多くても、一生の宝物にするのも、自分次第です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

数年前、本当に留学が達成できるとは私自身も想像していませんでした。最近は、昔よりも奨学金の機会が増え、英語学習のツールも便利になり、より留学が達成しやすい環境になったのではないでしょうか。このグローバル社会では、英語ができること、国際的な視野を持つこと、多様性を理解することは、どんなキャリアであれ必須になってきます。是非あなたも留学を達成して、一緒に良い未来を作っていきましょう!