留学内容
私が留学したジョスリン糖尿病センターは、糖尿病の研究と診療が共に行われている糖尿病専門医療機関です。私はそこで、肥満外科手術が子に与える代謝影響についての研究などに携わりました。得られた実験データをもとに、研究室のミーティングで発表したり論文を作成したりしました。
最終更新日:2020年08月20日 初回執筆日:2020年08月20日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
私が留学したジョスリン糖尿病センターは、糖尿病の研究と診療が共に行われている糖尿病専門医療機関です。私はそこで、肥満外科手術が子に与える代謝影響についての研究などに携わりました。得られた実験データをもとに、研究室のミーティングで発表したり論文を作成したりしました。
肥満や糖尿病は日本だけでなく世界中で問題となっています。世界有数の糖尿病専門機関で、こうした健康問題について深く学びたいと思い、留学を決意しました。
研究自体が初めてで最初のうちは手間取っていましたが、研究者たちとコミュニケーションをとるうちに実験がスムーズに進むようになり、信頼関係も出来上がってきたと実感しました。
忍耐力
異国の地で言葉も上手く伝えられない中、相手に自分の意思を理解してもらうために何事もめげずに行うようにしました。わからないことはわかるまで聞き、失敗してもできるようになるまで挑戦していくうちに、忍耐力が付いてきたと思います。
研究者が集まるミーティングでは、いつも最新の研究成果や情報についての意見交換がされており、常に医学が進歩しているのだと実感しました。医師になってからもより良い治療を提供するために、世界に意識を向けて勉強を積んでいきたいと思います。
2018年
7月~
2018年
12月
研究室でのプロジェクトは、複数の研究者が協力して行うことも多くありました。研究者の国籍は様々で、実験のスタイルも人によって異なります。そういった多様性が浸透した環境では、お互いにコミュニケーションをとることが非常に大切です。施設内ではパーティーがよく行われていましたが、研究室間の交流の機会として重要なのだと思いました。
休日はよくボストン市内を散策していました。路上では楽器の演奏がされていたりと、歩くだけでも楽しい素敵な街でした。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私と同じ家にホームステイしていたトルコ人とは互いの文化について話すことが多かったのですが、彼女は私よりも日本の漫画や映画について知っていました。ある時、ボストンにある日本のカフェに連れ出してもらいました。メニューは豊富で、席はテーブル席に加えて座敷もあり、多くの客でにぎわっていました。自分が想像していたよりも日本の文化が外国で広まっているのだと実感しました。
日本でも多少は英語の勉強はしていたつもりでしたが、日常生活で頻繫に使うフレーズでも聞きなれないものが多く、初めは苦労しました。一方で研究室でも、専門用語や実験で使う独特な呼び名などがわからず、頭の中は?でいっぱいでした。
ただ時間とともにに日常会話の言い回しには慣れてきましたし、研究分野に関しても論文を読みこむうちにつまずく部分は減ってきました。あまり気負わずポジティブに考えて、会話や勉強をすることが一番なのかなと思います。
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