留学内容
私は先進国である日本から持っているイメージではなく、途上国における医療現状やニーズを知るために、インドとネパールへトビタテで行ってきました。
現地に行ってみて、「無医療」と言われている地域や人々にも、実は文化的・伝統的に人々の健康と関わり、病を治す役割を持っている「祈祷師」などがいるこという事を知りました。
その気付きにより、私は将来卒業してからは、その「文化」と「医療」をつなげるような医者になり、途上国の人たちに医療を届けることをしたいと思うようになりました。
最終更新日:2019年05月14日 初回執筆日:2019年05月14日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | ネイティブレベル<TOEFL 116/120> | → | ネイティブレベル |
私は先進国である日本から持っているイメージではなく、途上国における医療現状やニーズを知るために、インドとネパールへトビタテで行ってきました。
現地に行ってみて、「無医療」と言われている地域や人々にも、実は文化的・伝統的に人々の健康と関わり、病を治す役割を持っている「祈祷師」などがいるこという事を知りました。
その気付きにより、私は将来卒業してからは、その「文化」と「医療」をつなげるような医者になり、途上国の人たちに医療を届けることをしたいと思うようになりました。
私は途上国で育ち「医療に恵まれていない人達へ医療を提供したい」と思い医師の道を選びました。しかし、それまでの海外の生活では比較的裕福な地元の人達と接点があったものの、医療という視点からは実はほぼ見たことがなかったことを医学部に入って気づきました。そこで、今回の留学により途上国の現場でどのような医師が求められて、私がどのような知識を身に着けていくべきなのかを把握するために留学したいと思いました。
インドの病院で見る感染症を考えて感じたのが、トイレットペーパーを使わず手と水で用をすました後きれいにする生活が病気の多くの原因となっているという事でした。これは生活衛生が問題の原点にあり、その改善が解決に欠かせないと私は感じた。ネパールでは健康管理・記録と石鹸を使った手洗いの習慣づけの必要性、また現地の人たちにとって「祈祷師」という存在が健康と強く関係づけられていることを学んだ。
伝える力
違う価値観、言語、「当たり前」の思想で生活している人々に、自分が感じていることや言いたいことをコミュニケートし、理解してもらうことがどれだけ大変かという事を思い知った。しかし同時に、徹底した熱意やアプローチを続けると、相手にも気持ちが伝わり、フォローもしてもらえることがよくあるという事を経験から学んだ。
今後は、感染症について詳しい医者となるのと同時に、「医療」という医学的な知識だけではなく、それを人々の生活、考え方や文化の中でどのようにとらえられているのかを考慮したうえで、行動や根本の考え方に変化をもたらし、病気の治療だけではなく予防を促進する医者になりたいと思っている。
2018年
7月~
2018年
9月
私は先進国である日本から持っているイメージではなく、途上国における医療現状やニーズを知るために、インドとネパールへトビタテで行ってきました。
現地に行ってみて、「無医療」と言われている地域や人々にも、実は文化的・伝統的に人々の健康と関わり、病を治す役割を持っている「祈祷師」などがいるこという事を知りました。
その気付きにより、私は将来卒業してからは、その「文化」と「医療」をつなげるような医者になり、途上国の人たちに医療を届けることをしたいと思うようになりました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私がネパールでボランティアをさせていただいたPA Nepalは今、ネパールだけでは解決できない問題に立ち向かっています。活動をするのにはお金が必要だという現状です。アジアの中でも最も貧しい国に数えられるネパールの政府からの援助はなく、外貨の出入りを制御するためネパール人の銀行口座は海外からの寄付金の振込ができないようにコントロールされています。地元の人たちが運営しているこのNGOとその子供達の現状を見て、今後はホームでしっかりと手を石鹸で洗えるようにするという約束をして私は日本に帰ってきました。
石鹸を、忘れられないネパールの子供たちに届けるために。一生、かかわり続けたいと思ったNGOのために。500円で、一人の子供が石鹸で一年間手を洗えるようになる。そう考えると、皆様に少しづつ、助けをもらえないか。その思いで、クラウドファンディングを始めました。
今年の3月、初めて105人の子供たちの一年分の石鹸が買える寄付金と、日本の小学校で使われている石鹸ネットを送りました。今後も子供たちの支援のために、続けていく予定です。
詳しい情報は、以下のリンクからご覧ください!
https://gogetfunding.com/soap-for-children-rescued-from-the-punitive-justice-system-of-nepal/?lang=ja
狂犬病を持った犬に朝方に襲われかけ、武器を何も持っていなかった私は携帯を投げつけました。おかげさまで犬にかまれずにはすみましたが、携帯はボロボロに壊れて、携帯がない生活は特に知らない土地では少し怖くて不便だという事を思い知りました。