留学内容
私は研究留学だったため、毎日授業はなく、朝9時から夕方6時近くまでmedical schoolの病理学教室で研究を行っていました。MD.PhDコースの医学生(私のメンター)と毎日一心同体で実験手技や研究のbackgroundについて習い、最初1,2か月で一通りの実験スキルを習得しました。日々細胞培養や免疫染色等行いながらデータを取るとともに、同時に研究内容に関連する論文を読んで知識を深めました。論文を自力で読んだ後はいつもメンターが内容をreviewしてくれて、私も英語でサマリーをしたり、データの説明をしたりして、専門用語も多く覚えることができました。昼休みのセミナーや大学内の学会に参加することも度々ありました。
また研究留学でしたが、隣接する大学病院の実態を見てみたいと思い、病院見学を現地のドクターに依頼してレジデントと一緒に数日間総合診療科でshadowingを行いました。全米から優秀な医学生やドクターが集まるミシガン大学で研究を行い、同時に臨床の現場も見ることができたのはかけがえのない貴重な経験となったと確信しています。