留学内容
理学的な観点から色素増感太陽電池(以降、DSSC)の変換効率向上を目指した研究のため、タイの最上位工科大学であるモンクット王工科大学トンブリー(以降、KMUTT)に研究室インターンシップを行った。
DSSCの基礎となる酸化チタン薄膜にニッケルをドープし、物性的変化と変換効率への影響を調査した。変換効率向上は果たせなかったが、ニッケルのドープ量による変換効率のトレンドを見出すことが出来た。
成果としては、研究成果をもとに国際学会でのポスター発表を行い、海外の研究者たちと議論を行った。
また、結果についての論文を執筆した。