留学内容
私は2018年8月から12月までの約5か月間セントルイス・ワシントン大学の研究室にて、遺伝子に関する病気をテーマに留学をしました。毎朝研究を始める前に論文を読み、夜まで毎日10時間以上研究を行いました。その姿勢から、教授にiPS細胞を使用しプロジェクトをする許可をいただき、休日も返上しプロジェクトを進めました。研究室の方々には、実験の仕方を教えていただきながら結果から考察されることについてディスカッションを重ね、当初計画していた以上に知識や技術を高めることができたと感じています。
論文、プレゼンテーション共に、ラボミーティングで発表し、他の研究者から様々なアドバイスをいただき、これからの研究において実験技術だけではなく、考え方、研究の進め方についてとても勉強になりました。また、小児科の医療現場を見学に行き、患者さんの現状を目の当たりにすることで医学研究は臨床医学に繋げることではじめて意味をなすことを改めて実感しました。