留学内容
私はアメリカのマサチューセッツ大学アマースト校で1年間のレタスの二次代謝産物についての研究を行いました。日本の研究もアメリカの研究も分野は同じですが、テーマは全く異なるものでした。新しく勉強することが多く、研究を進めるのは大変でしたが、私は元々、広く学びたいと思っていたので、新しい実験手法や器具の使い方を学べ、そして視野を広げられてよかったです。研究の他に、交換留学で講義を受けました。そこでも友人ができ、日本とは違った授業で多くのことを学びました。日本では、なんとなく大学院に行く人、専門と全く関係のない職に就く人がたくさんいますが、アメリカでは専門を生かした職に就くのが当たり前で、在学中も卒業後の進路を考えて勉強しています。周りの学生の、目的意識や目標をしっかり持って研究する姿勢に刺激を受けました。
また、休日は地域の登山サークルの活動に参加し、アパラチア山脈の一部を歩きました。炭鉱のイメージがありましたが、緑豊かできれいな山でした。日本の山に比べてとてもなだらかで丘のようでしたが、山頂までの距離は結構長かったです。老若男女が集まったグループで、登山中は孫の話から国際情勢まで色々なことについて話しました。