留学内容
私は、①コミュニティ・ベースド・ツーリズムを活性化させ観光産業内での格差を是正させる・観光立国ベトナムから日本の観光業の在り方を学ぶ。②親日ベトナム人・信越日本人増加させる。③対外国人のビジネス交渉力を身に付ける。という3つの目的の元、ベトナムの現地旅行会社へのインターンシップ留学を行いました。
最終更新日:2019年09月10日 初回執筆日:2019年09月10日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC875点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
私は、①コミュニティ・ベースド・ツーリズムを活性化させ観光産業内での格差を是正させる・観光立国ベトナムから日本の観光業の在り方を学ぶ。②親日ベトナム人・信越日本人増加させる。③対外国人のビジネス交渉力を身に付ける。という3つの目的の元、ベトナムの現地旅行会社へのインターンシップ留学を行いました。
趣味として東南アジアへの旅行へ行くことが多く、中でも特に民族観光に強い興味を抱いていました。そのような中で、観光の主役である現地の少数民族が観光業を底辺下で支え、エスニックマジョリティから搾取されているという事実を知り、ベトナムという観光産業の発展が目覚ましい国で学びを得たいという想いの元、留学を決心しました。
留学を通して、現地の観光業や民族観光の実態について学んだことはもちろん、広告営業などのその他の業務から社会人として必要な心情や行動規範を学びました。また、インターンシップ先外の活動として参画した日本学習者コミュニティでの日本語支援では、親日国ベトナムでの日本愛や日本への期待を凄まじいほどに学ぶことができ、自身の目標や夢を発見することができました。
諦めない力
インターンシップ先で行った様々な業務の中でも、特に広告営業にてこの力を身に付けました。現地企業やベトナム人担当者を相手に広告掲載を売り込んで行く中で、初めの頃は全く相手にされることが無く、今までにない挫折を味わいましたが、結果を追求し相手に寄り添うことで成果を残すことができ、諦めないという粘り強い力を身に付けました。
今回私はベトナムでの留学を経て、自身の将来の目標が大きく変化しました。アジア随一の親日国とも言われるベトナムでは毎日のように日本のODAが行ったインフラ整備に感謝され、その経験が自分の心に一番響いたと感じています。卒業後は、建設業界に携わるためベトナムをはじめとした新興国の発展に貢献することが将来の目標です。
2018年
6月~
2019年
1月
私は、ベトナム各都市に所在する現地旅行会社にて7か月間のインターンシップを行っていました。現地では日本人+ベトナム人スタッフと旅行業務やそこから派生する様々な仕事を行いました。成果として、コミュニティツーリズムの普及という面では、インターンシップ先や他旅行会社と連携した新たな旅行モデル(民族村ホームステイ、伝統文化体験ツアーなど)を確立させ日本人向けの販促活動を、日本文化発信という面では、日本語学習者コミュニティでの日本文化発信や日本料理教室からの成果を得ました。
また今回、私はベトナムという発展目覚ましい新興国に身を置き、若い国のパワーの凄まじさを感じ、反対に日本という国の素晴らしさを実感させられました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学前から親日国であることは知っていたベトナムですが、入国審査官に7か月間滞在することを話し、ニッコニッコで「ありがとう」と言われたことが私の留学の始まりでした。中でも、このテーマ選んだ理由は、ホーチミン滞在時に仲良くなったベトナム人の友人が私の将来の目標を決めるきっかけになった存在だったためです。日本語学習者のコミュニティで出会った彼とは毎週のように相互の国の文化やこれまでの国と国との関りなどを交換し合い、特にODAや日本企業がベトナムの国づくりをしたことに対してものすごく感謝され、それが次第に私自身の将来の目標となりました。
現在、彼は滋賀県で技能実習生として働いており今でも交流がありますが、『来日前の日本の姿とはギャップが多く、ショッした』という言葉を伝えられてしまいました。もちろん、良い面もあれば悪い面もあることが必然的ですが、多様化を進める日本としての在り方などを考え、行動しなければと考えさせられています。彼とは、今後も深い縁が続くと思うのお互い切磋琢磨しながら互いの目標を叶えたいです。
私が留学を行い感じた最も大きな課題は、現地で過ごす時間の中での将来との向き合い方であると考えます。私自信の留学を振り返ると、外国人、日本人を含め多くの方々にお前は何者なんだ?(Who are you?)と問いかけられることがありました。もちろん、当時は自身の価値観や将来の目標を持っていましたが、本当にこれが将来を通してやりたいことなのかなど多くの葛藤があり、その悩みは尽きませんでした。
実際に留学を終了し、日本での就職活動を行う中で、『お前は何者か?』と全く同じ質問を突き付けられ、留学での自分自身との向き合いが活動を通して生きたと感じています。私の場合は、留学中に自分と向き合い、様々な人々と対話をすることで将来の目標が大きく変わりましたが、自分にとってこれが留学の一番の価値であったと感じています。
自分が何者なのかを相手や社会に発信できる力は、本当に強い力なので留学期間の長さに関係なく、自分と向き合う時間を多く作り実のある留学にして頂きたいと真に感じています。