留学内容
日本の医療と世界の患者をつなぐ医師になるため、医療先進国と呼ばれるアメリカの医療を体験した。実際には胸部外科、小児循環器内科でそれぞれ一か月間の実習を行い、外科および内科の見学をした。
また、医学生との共同生活では衣食住を共にすることで深い友情を築くことができた。この友情を通して今後もグローバルな視点を維持しようと思う。
お世話になった先生方とも信頼関係を築き、将来、医師としての臨床留学の足台を得た。さらには、学会発表の機会も頂くことができた。
最終更新日:2019年10月08日 初回執筆日:2019年10月08日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
日本の医療と世界の患者をつなぐ医師になるため、医療先進国と呼ばれるアメリカの医療を体験した。実際には胸部外科、小児循環器内科でそれぞれ一か月間の実習を行い、外科および内科の見学をした。
また、医学生との共同生活では衣食住を共にすることで深い友情を築くことができた。この友情を通して今後もグローバルな視点を維持しようと思う。
お世話になった先生方とも信頼関係を築き、将来、医師としての臨床留学の足台を得た。さらには、学会発表の機会も頂くことができた。
日本だけを見るのではなく、もっと他に異なるシステムの医療を肌で感じることで、将来の臨床留学の目標を作ろうと思った。また、今現在できる爽籟の自分への投資方法を探すため他国の医学生の現状、目標を知りたかった。
胸部外科では肺移植などに関して、ドナーからの臓器摘出から移植までに参加させていただき、日本ではあまり行われないので、非常に貴重な経験となった。また、共同生活によってアメリカの医学生との交流ができ、ともに切磋琢磨できる関係となった。小児循環器では患者の持ち時間などにかんして日本が学ぶべきことを多く感じた。
これらのことは研修医になってからすぐに生かせることだと思う。
コミュニケーション力、柔軟性力
コミュニケーション能力としては英語が不十分でもほかの言語以外の手段で伝える方法、信頼を得る方法を学んだ。
柔軟性としては、気付いたらやってくるピンチや困った状況に対して臨機応変に行動し、自分を柔軟に変化させる(本質を除く)ことで対応する力が付いた。
今回得た経験をもとに、アメリカの優れている点、日本の優れている点をよく考えながら2年間の研修医生活を送ることで、グローバルな視点を持ち続ける。また、将来の臨床留学のために日本以外の医師免許取得をめざし、英語とスペイン語の勉強をする。2年をめどににアメリカまたはヨーロッパの医師免許取得を目指す。
2019年
4月~
2019年
5月
Johns Hopkins Hospitalの胸部外科において毎日回診や手術などに参加した。
朝5:30~夜8:00頃までと、働きすぎといわれる日本人よりも働く医療スタッフに圧倒された。肺移植の見学などもでき、非常に貴重な経験となった。
また、住居は病院から徒歩5分の、キッチン共用のアパートで生活していたが、朝早く出発し夜遅く帰ってくるため、同室者とはあまりかかわれなかった。しかし、夕食の時間などに話すことで、同室者がブラジルの医師だったため、ブラジルの医療状況なども知ることができた。
学費:納入総額 370,000 円 |
住居費:月額 140,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
項目: 540,000 円 |
学費:納入総額 370,000 円 |
住居費:月額 140,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
項目: 540,000 円 |
特に肺移植は日本ではめったに見られるものではないので、非常に貴重な経験となった。また、医学生の立場でドナーからの臓器摘出に最初の黙とうから参加させていただき、医師が人の心臓を止める瞬間と、その死を無駄にしないための迅速な行動に目を奪われた。その貴重な肺が移植されていく様は本当に神秘的に感じられた。
生というものの神聖さを肌で感じ鳥肌が立った。
私は昔から英語が苦手だった。しかし、留学先に日本人は一人もおらず、自力で何とかしなければいけない状況におかれた時、話すことが好きだったこともあり、とりあえず発言することで、自分の存在をアピールすることができた。また、言葉も不自由な状況では信頼も得にくいので、率先して行動することで信頼を得ることができた。
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