留学内容
乾燥地、特にアフリカ地域における食糧増産を目標に、アフリカ南部・ボツワナ共和国の農業大学にて研究インターンを行ないました。10ヶ月の研究インターンの間では、アフリカで主要なタンパク源であるマメ科穀物カウピーの遺伝的多様性に関する研究を行い、実際に栽培を行うだけでなく遺伝子レベルでの解析に取り組みました。得られた研究結果はプレゼンテーションとポスターにまとめ、発表を行いました。
また、ボツワナは国土の大半をカラハリ砂漠で覆われている乾燥地ですが、一方で、北部には世界最大の扇状地である「オカバンゴデルタ」や、南部には広大な塩湖である「マカディカディパン」、アフリカゾウの密度が世界最高と言われているチョベ国立公園を擁しています。留学中は研究だけでなく、これらのボツワナ各地に点在する観光地を訪れ、雄大なアフリカの大自然を楽しむことができました。